

彼のリクエストでお弁当を作ることに
彼からお花見デートに誘われたとき、「お花見のときにお弁当を作ってきてほしいな! 好きな人にお弁当を作ってもらうのが憧れだったから」と言われました。その言葉を聞いて、私は「彼も私のことをいいなと思ってくれているのかな」と、少し浮かれていました。
前もって彼の好きな料理を聞いておき、お花見当日の朝、私は早起きして張り切ってお弁当を作ったのです。
屋台に夢中になる彼
お花見の会場には満開の桜が広がり、たくさんの屋台も並んでいて、多くの人でにぎわっていました。ワクワクしながらお花見する場所を探していると、彼が「屋台もおいしそうだね!」と言いました。私が「そうだね、どれもおいしそうだね」と返すと、彼は「何か買おうか!」とひと言。
私は「お弁当があるのに……」と思いつつも、少しくらいならと考え、りんご飴を買うことにしました。ところがその後も、彼はたこ焼きや焼きそばを購入したのです。
楽しいはずのお花見が複雑な気持ちに…
さすがに食べきれるのか心配になり、「お弁当もあるよ?」と声をかけました。けれど彼は「おなかすいてるから大丈夫! もちろんお弁当も食べるよ」と言い、さらに唐揚げやポテトまで追加で購入。私はモヤモヤしながらも、ようやくいい場所を見つけてシートを広げ、お弁当を出しました。
すると彼は「おいしい!」と喜んでお弁当を食べてくれ、私もうれしい気持ちになりました。ところが、彼の食べるペースはだんだん落ちていき、最後にはボソッと「おなかいっぱい……」とつぶやいたのです。私は内心あきれつつも、その場では何も言わず、黙ってお弁当を食べました。
結局、彼は私が作ったお弁当も屋台で買ったものも食べきれず、残してしまいました。その様子を見て、私は食べ物を大切にできない姿勢がどうしても引っかかってしまったのです。
この出来事以来、彼とは自然と距離を置くようになりました。そして私は、これから相手を選ぶなら、食べ物を粗末にせず、一緒に気持ちよく食事を楽しめる人がいいなぁ……と気づいたのでした。
著者:望月裕華/30代女性・2児のママ。独身時代にキャバ嬢、街コン、婚活などを経験。その経験を基に、現在は恋愛や過去の体験談を執筆している。
作画:ちゃこ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年2月)
ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!