買い物中に姿を消した息子
私はレジで会計をしており、夫が息子を見ているはずでした。しかし、ほんの数十秒、夫が下の娘の靴を直してあげた瞬間に息子が姿を消してしまったのです。 血の気が引くのを感じながら、夫婦で必死に息子の名前を呼びながら周囲を探しましたが、見当たりません。サービスカウンターへ駆け込み、館内放送をお願いしましたが、15分経っても見つかりませんでした。すると、警備員の方が厳しい表情で「これ以上見つからない場合は、事件の可能性も考慮して警察へ連絡し、本格的な捜索に切り替えます」と告げられました。 「警察」という言葉に、私は自分の不注意を悔やみ、パニック寸前でした。最悪の事態が頭をよぎり、涙が止まらなくなったそのときです。一階上の玩具売り場のレジ横で、見知らぬ老夫婦に保護されている息子を警備員が発見しました。警察沙汰になる一歩手前で、ようやく息子を抱きしめることができました。
◇ ◇ ◇
息子が見つかった後は、警備員さんや老夫婦に何度も頭を下げて謝罪しました。警察を呼ぶと言われたときの緊張感は、今思い出しても心臓が痛くなるほどです。この件以来、人混みでは必ず子どもと手をつなぐか、迷子防止のハーネスを活用するようになりました。「一瞬の油断が大きな騒動になる」ということを身をもって学び、外出時の危機管理意識が劇的に変わった出来事です。
著者:高橋 陽子/30代女性・パート/5歳の息子と2歳の娘を育てている、活発な子どもたちに振り回されっぱなしのママです。趣味は週末の公園巡りと、子どもが寝た後の読書です。
イラスト:miyuka
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年5月)
【Amazonギフト券プレゼント♡】みなさまの体験談を募集しています!
妊娠中や子育て中のエピソードを大募集!「ベビーカレンダー」のニュース記事として配信、公開いたします。体験談を掲載させていただいた方の中から、抽選で毎月5名様に1000円分のAmazonギフト券をプレゼント。何度でも応募可能ですので、奮ってご応募ください♪どうぞよろしくお願いします!