義実家での食事で驚いたこと
夫も一応は気づいてくれたようで、「大丈夫?」と私に声をかけてくれましたが、それだけで義父母に何か伝えるわけでもなく、そのまま黙々と食事を始めてしまいました。
困り果てた末に、勇気を振り絞って「せっかく用意してくださったのに申し訳ありませんが、妊娠中は刺身はよくないんです……」と伝えました。しかし、義母は「え?そうなの?」と言い、義姉に確認するものの、義姉も「3人も産んでいるけど、私はあまり気にしなかったからわからない」との返答。私の意見を支持してくれる人は誰もおらず、さらに「気にしすぎじゃない? そんなの気にするのは、どうせ最初だけよ」と鼻で笑われ、まるで私が間違っているかのような雰囲気になってしまいました。
結局、刺身丼以外の選択肢は用意されていなかったため、私は刺身をのせる前のお米だけを食べるしかありませんでした。その場の空気に耐えながら、食事とは言えない状況でなんとかやり過ごしました。
出産後、義実家の皆さんがわが家に来てくれたときに、お寿司をお出ししました。そのとき、義母が「あら、もう食べられるようになったのね」と冷たい顔をして鼻で笑いながら、遠回しに嫌味を言っているかのようなひと言を放ったのです。出産して半年以上も経っていたタイミングだったのに、今さらこの話を蒸し返してくるなんて意地が悪いなと感じ、改めて嫌な気持ちに押しつぶされました。
このような出来事を通じて、妊娠中の体調や食事の注意点をもっとお互いに理解し合える関係が築けるのなら、どんなにいいだろう……とつい考えてしまいました。今後もし同じようなことがあったら、今度はきちんと妊娠中に要注意な食材が書かれたサイトを見せるなどして、わかってもらえるといいなと思った出来事です。
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妊娠中は、刺身や寿司といった生ものを食べることが「絶対にダメ」というわけではありませんが、一部の魚には水銀が多く含まれたり、生ものにはリステリア菌やアニサキスといった食中毒のリスクがあるため、基本的には控えておくほうが安心です。特に妊娠中は抵抗力が下がりやすいため、もし食べる場合は新鮮で信頼できるものを選び、体調を見ながら少しずつ楽しむことを意識するとよいでしょう。生ではなく、加熱された魚料理などに置き換えるのもひとつの手です。
また、コーヒーや緑茶などカフェインを含む飲み物に関しても、まったく飲んではいけないわけではありません。ただ、過剰摂取は流産のリスクを高めたり、赤ちゃんの発育に影響する可能性があるため、コーヒーであれば1日1~2杯程度を目安に、控えめにする習慣をつけると安心です。
妊娠中の食事は、赤ちゃんのために気を遣う時間でもありますが、それがストレスにならないことが一番大切。家族も、妊婦さん本人が赤ちゃんと自身の健康を守るために慎重に選択していることを理解し、妊婦さんが安心して過ごせる食の環境を一緒に整えられるとすてきですね。
監修者:関根直子(助産師)
著者:山田 佳代子/20代女性・会社員
1歳の男の子を育てる母。現在は育休中で、やんちゃな息子との生活を満喫中。
作画:ゆる山まげよ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年4月)
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