わが子の問題行動もすべて「個性」として受け止め、どんなワガママも正当化し続けてきたお母さん。今回も「ドッジボールで仲間外れにされた!」というゆめくんの訴えを完全に鵜呑みにし、「いじめだ」と怒って学校へ猛抗議します。しかし、同級生の意見は違うようで……
ガマンしないといけないのはどっち…?



















仲間外れの原因は、“ゆめくんのズル”だと知ったカイトくんのお母さん。カイトくんに「先生には言ったの?」と確認しますが、先生の返答は「ルールを変えてゆめひろくんを仲間に入れてあげなさい」という理不尽なものだったことが発覚します。
カイトくんのお母さんは「ドッジボールは控えたら? 怒られるのは嫌でしょ?」と提案しますが、カイトくんは「なんで俺らがガマンしなきゃなの!?」と怒り心頭。一方、学校からの「田代くんたちを怒りました」という報告を受けたゆめくんのお母さんは、「話が通じる先生でよかった」と大満足の様子です。
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ルールを守ることが難しい子がいる場合、その子に必要な配慮を考えることは大切です。一方で、それが単なるわがままによるものなのか、支援が必要な事情によるものなのかを見極めないまま、周囲の子どもたちだけが我慢する形になってしまうと、ルールを守っている子たちの納得感が置き去りになってしまうこともあります。
大人が本当に大切にすべきなのは、その場を波風立てずに収めることではなく、子どもたちが「社会のルールや公平さ」を学ぶ機会を与えることではないでしょうか。間違っているときは「ダメなものはダメ」とまっすぐ教えてあげる。そんな誠実な姿勢を大切にしていきたいですね。
神谷もちさんのマンガは、このほかにもブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。
神谷もち
