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新築計画中に夫「二世帯にする、嫌なら離婚な」私「…わかった」従順なフリをして逃げた結果、夫の末路

結婚してしばらく経ったころ、私たちはマイホームの購入を考えていました。夫婦で仕事をしながら、「こんな家に住みたいね」と話す時間は、私にとって幸せなひとときだったのですが……。

「うちは二世帯だろ?」夫のひと言に絶句

そんなある日、仕事を終えて帰宅し、夕飯の支度をしていた私のもとに、夫から連絡が入りました。私が「今日はあなたの好きなメニューだよ」と返すと、夫はすぐに反応し、その流れで以前話していたハウスメーカーについてどう思うかを聞いてきたのです。

 

私は「私もいいと思う」と返しました。すると夫は、「出してもらった見積もりが無駄にならなくてよかった」とひと言。私は驚いて、「もう見積もりを頼んでいたの? 予算内で何とかなりそう?」と聞き返しました。

 

そこで夫はさらりと「うちは二世帯だろ? 普通の戸建てより高くつくからな」と言ったのです。その瞬間、私は意味がわかりませんでした。二世帯住宅なんて、私は一度も聞かされていなかったからです。

 

思わず「え、ごめん。二世帯って何? 私、そんな話聞いてないよ」と返すと、夫は「あれ? 言ってなかった?」と、まるで大したことではないような口ぶりでした。

 

相談なしで同居決定。夫の態度に怒りが…

私は、普通の戸建てを建てるものだとばかり思っていました。ところが夫は、「せっかく新築で建てるんだし、いい機会だから二世帯にしたほうがいいかなって」「うちの両親ももう歳だから、そのほうがお前も安心だろ?」というのです。

 

私は思わずカッとなりました。義両親との同居が絶対に嫌だったわけではありません。夫婦にとって大きな決断を、私に一切相談することなく勝手に決めていたことが、どうしても許せなかったのです。

 

それなのに夫は、「どうせお前もいいって言ってただろ? 後か先かの話じゃないか」と開き直りました。さらに、「俺の両親と同居が嫌だって言うわけ? それって嫁としてどうなんだよ」と責めてきたのです。

 

私は何度も、「同居がどうこうじゃなくて、相談なしで決めたことに怒っているの」と説明しましたが、夫には伝わりませんでした。その日以降も、夫の態度は変わりませんでした。

 

 

「嫌なら離婚でもするか?」脅してくる夫

数日後、夫は昼休みに連絡してきて、「まだ怒ってるのか? いい加減機嫌直せよ」と言い出しました。私が「勝手に二世帯も同居も決められて、機嫌よくなれるわけないでしょ。大きな買い物なのに」と返すと、夫は「お前のそういうところ、マジで面倒くさい」と逆ギレ。

 

私が怒りを抑えられずにいると、夫は「夫の言うことを聞けない嫁なんていらないだろ。嫌なら離婚でもするか?」と言ってきたのです。私たちはペアローンで住宅を購入する予定だっただけに、あまりに無責任な言葉に呆然としました。

 

そしてその瞬間、この人とはもうやっていけないかもしれないと思いました。夫婦として向き合うのではなく、離婚を脅し文句にして自分の思い通りにしようとする姿に、気持ちが一気に冷めてしまったのです。

 

そこで私は、「わかった、いいよ」とだけ返しました。夫は完全に頭に血が上ったようで、「本当に離婚してやる! 明日、離婚届を持って帰るから待ってろ!」と言い放ったのです。

 

テーブルに置かれた署名済みの離婚届

翌日、帰宅すると、テーブルの上には離婚届が置かれていました。しかも、夫の署名入りです。夫は得意げに「これで俺の本気が伝わっただろ?」と言ってきました。

 

私はそこで態度を変え、「ごめんね。まさか、ここまで本気だと思っていなかった」と謝るふりをしました。そして、署名済みの離婚届を受け取り、「これは私が持っておくね」と伝えると、夫は「適当にやっておいてくれ」と返してきました。

 

それから1週間後、夫は「図面、見る?」と連絡してきました。けれど、私はもう決めていました。「え、嫌だよ? 離婚するから、ひとりで頑張って」そう返すと、夫は「何言ってるんだ!」と怒り出しましたが、私は淡々と伝えました。

 

「離婚したいって言ってきて、サインしたのはあなたでしょ?」
「私、あの離婚届を出すから」

 

進んでいたマイホーム計画と、私たちのその後

夫は離婚したくないと泣きついてきましたが……双方の両親を交えて話し合ううちに、自分の言動が夫婦関係を壊しかねないほど深刻なものだったとようやく理解したのか、最終的には離婚届を提出し、離婚が成立しました。

 

二世帯住宅の話には賛成していた義両親も、離婚を脅し文句にし、署名済みの離婚届まで差し出した夫のやり方には呆れたようで、「離婚されても仕方ない」と夫を諭していたそうです。

 

マイホームについては、審査こそ通っていたものの、正式な契約には至っていなかったため、計画はそのまま白紙に。離婚後の夫はすっかり覇気がなくなり、一気に老け込んだと共通の知人から聞きました。


今、私はひとり暮らしを楽しんでいます。これからは自分の人生を自分らしく歩んでいこうと思っています。
 

◇ ◇ ◇


マイホームの購入や同居といった大きな決断は、夫婦にとってとても重要な出来事ですよね。相手の意思を無視したまま話を進めてしまえば、押しつけになってしまうことも。パートナーをひとりの人として尊重し、対等に話し合う姿勢を大切にしたいですね。

 

【取材時期:2026年4月】

※本記事は、ベビーカレンダーに寄せられた体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています

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ライターベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

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