「早く来て会計して」奢られ待ちで高級店を予約した妹家族→電話で私の居場所を知り妹が絶叫!その後…

これは、私が3歳年上の夫と結婚して間もない、新婚生活を送っていたころのことです。私は夫を喜ばせたい一心で、結婚を機に退職して料理教室に通うなど、穏やかで幸せな日々を過ごしていました。しかし、そんな私のささやかな楽しみを台無しにしていたのが、近所に住む妹の家族でした。
妹は自分の夫と5歳の娘を連れて、毎週のように夕飯どきを狙ってわが家に押しかけてきました。一度や二度ならまだしも、それが毎週末となると食費も馬鹿になりません。
「少しは食費を入れてほしい」と伝えても、妹はこう言い放つだけでした。
「今月は家計がピンチなの。かわいい妹家族を助けるのがお姉ちゃんの役目でしょ?」
私たちが中学生のころに両親を亡くしていたせいか、妹はどこか「甘えて当然」という考えが抜けておらず、周囲の善意を利用することに慣れきってしまっていたのです。
執拗な「タダ飯」への執着
妹の図々しさは家の中だけにとどまりませんでした。私がSNSに「今日は友だちとランチ」と写真をアップしようものなら、すぐに場所を特定して「偶然を装って」現れるのです。そして、当然のような顔をして私たちのテーブルに混ざり、しっかりデザートまで食べて、支払いのタイミングになると「あ、子どもがぐずっちゃったから先帰るね!」と逃げ出す始末。
友人にも迷惑がかかるため、私は次第に外出の予定を伏せるようになりました。しかし、妹はそれでも諦めず、私が家を出るタイミングをうかがったり、夫の帰宅時間を探ったりと、常に私たちの動向を監視しているようでした。
そんなある週末、いつものように勝手に上がり込んできた妹が、リビングのテーブルに置いてあったあるメモを盗み見たようです。それは、私たちがずっと憧れていたイタリア料理の名店「A」の予約確認メモでした。
私たちは、この世界的な人気店の予約が取れたら、それを機に新婚旅行へ行こうと約束しており、ようやく4週間後の予約を勝ち取ったところだったのです。妹がメモを目にした瞬間、私は「旅行に行くことがバレた!?」と一瞬焦りました。お土産やブランド品をねだられるのが嫌で秘密にしていたからです。
しかし、メモには店名と予約日時くらいしか書いていなかったことと、妹はその場では何も言ってこなかったので、旅行のことはバレていないのだと思い、私はホッと胸をなでおろしました。
イタリアで受けた、妹からの電話
そして4週間後。私たちは念願の新婚旅行でイタリアの地に立っていました。本場の景色に感動している最中、私のスマホに日本にいる妹から着信がありました。
「……何の用?」
怪訝に思いながら電話に出ると、受話器の向こうから妹の焦ったような、それでいて図々しい声が響きました。
「あ、お姉ちゃん? 何時ごろ来るの? お姉ちゃんたちが遅いから、私たちもう食べ始めちゃったよ。早く来てお会計よろしくね!」
一瞬、何を言っているのか理解できませんでした。よくよく話を聞くと、妹たちは東京にあるイタリア料理店「A」の日本支店にいると言うのです。
私はあきれを通り越して、冷ややかな怒りが込み上げてくるのを感じました。
「悪いけど、私たち今、イタリアにいるの。予約したのはイタリアの本店よ。東京の店なんて行けないわ」
その瞬間、スマホの向こうから耳を突き刺すような叫び声が聞こえてきました。
「は? イタリア!? 嘘でしょ……ちょっと、お会計どうするのよ! 冗談じゃないわよ、早く来てよぉ!!」
私は冷めた声で続けました。
「自分の食べた分は自分で払いなさい。もう二度と私たちの前に現れないで。今日限りで距離を置かせてもらうから。じゃあね」
図々しい妹夫婦の自業自得な結末
あとで知ったことですが、妹は家のメモを盗み見て、まさか私たちがイタリアの本店へ行くとは思わず、検索して最初にヒットした日本支店の予約と勘違いしたようです。
当日、自分たちも東京の支店に予約を入れておけば、そこで私に会計を押し付けられると踏んでいたようです。
ところが、私たちがいたのはまさかのイタリア。予定の時間を過ぎても私が現れないので、妹は「お姉ちゃんが少し遅れているだけ。どうせ後から来るんだから、先に食べていよう」と、自分たちに都合よく解釈して注文を進めてしまいました。先に食べてしまえば、後から来た私が支払いを断れなくなると計算していたのでしょう。
贅沢ざんまいした妹夫婦は、そのまま10万円を超える高額な飲食代を自分たちで支払うことになったようです。その後も妹からしつこく電話やメッセージがありましたが、すべて無視しました。自分たちが勝手に注文して食べたのですから、支払うのは当然の義務です。
それから私たちは、念願だった本場の味を心ゆくまで堪能しました。
その後、夫の仕事の関係で海外転勤が決まり、私たちは日本を離れることに。今では妹一家に怯えることもなく、穏やかで満たされた日々を過ごしています。
家族だからといって、何をしても許されるわけではありません。助け合うことと依存することは違います。本当の家族であればこそ、相手の生活を尊重し、自立した関係でありたいと切に願っています。
※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
いかがでしたか? 自分の食べた分は自分で払う。そんな当たり前のことができず、欲に目がくらんだ妹は、自業自得な結末を迎えてしまいましたね。
しかし、世の中にはさらに理解しがたい悪意を持つ妹も……?
続いてご紹介するのは、あろうことか「実の姉の結婚式」をぶち壊そうと企てた妹のお話です。幸せ絶頂の姉に届いた一通の不穏なメッセージ。妹が放った最悪のひと言と、その後に待ち受けていた大誤算とは!?
結婚式当日、妹が「ドレスにワインかけちゃった~」私「式は和装だよ」と伝えると…妹の顔色が一変!?

私は姉として、妹に振り回されながらも、ほどよい距離を保って生きてきました。久しぶりに電話をしたとき、私は「お盆も帰ってこなかったけれど、お正月は?」と尋ねました。すると妹は、「めんどいから帰らない」と軽い調子で答えます。
両親が寂しがっていること、たまには顔を見せてほしいことを伝えると、「私はもう東京の人だから」とひと言。それでも私は、「帰りたくなったらいつでもおいで」とだけ返しました。価値観が違っても、妹であることに変わりはない。そう思っていたのですが……。
妹の婚約が破棄に…私の結婚を伝えると!?
そんなある日、妹から浮かれた声で「プロポーズされた」と連絡がありました。相手は有名企業に勤めており、結婚したらタワーマンションを買ってもらう約束をしたのだとか。電話口の向こうで弾む声に、私は素直に「おめでとう」と伝えました。
ところが、2カ月も経たないうちに、今度は泣き声で「婚約破棄になっちゃった」と連絡がありました。原因は妹の浮気でした。「一回だけなのに心が狭い」と嘆く妹に、私は「結婚直前の裏切りは誰だって許せない」と答えました。
すると彼女は、私にまで怒りを向け、「友だちもみんな同じことを言うから縁を切った」と言い放ったのです。
一方の私は、幼なじみと偶然再会し、静かに交際が始まりました。妹の元婚約者のように有名企業に勤めているわけではありませんが、ふつうに生活できる収入はあります。やがてプロポーズを受け、両親に報告すると、家の中が一気に明るくなりました。
妹にも知らせると、電話口で一瞬言葉が止まり、その後、「お姉ちゃんだけ幸せになるなんて許せない」という低い声が返ってきました。その言葉に驚きつつも、気にしないようにして、私は結婚式の準備を淡々と進めていきました。
結婚式当日、妹から届いた“衝撃のメール”とは
そして結婚式当日。ヘアセットを終え、着付けの時間を待っていると、妹からメッセージが届きました。「会場のラウンジでお酒飲んでるよ〜」。ほどなくして、2通目のメールが。「お姉ちゃんのドレスにワインかけちゃった〜。式、台無しだね」。私は一瞬、足元が揺れたように感じました。
慌てて電話をかけると、彼女は笑い混じりに「自分だけいい条件の男と結婚するなんて。破談にしてあげる」と言います。どうやら酔っているようでした。
私は深呼吸をして、静かに告げました。「今日、私は和装よ。ドレスは着ないの」。電話の向こうで沈黙があり、「お姉ちゃんのだと思ったんだけど……」とうろたえた声が返ってきました。私はすぐに式場スタッフへ連絡し、確認を依頼しました。
ほどなくして、支配人が控室に来て状況を説明してくれました。妹は展示用として置かれていたドレスに、わざとワインをかけたこと。行為の一部始終は館内カメラに記録されており、量が少なかったため破損扱いには至らないものの、クリーニング代および営業妨害に準ずる実費の支払いが必要であること。
さらに、酔ってラウンジで騒ぎ、ほかのゲストにも迷惑をかけたため、式場の規約に基づき退場の対応を取ること――そう伝えられました。
私は「妹がご迷惑をおかけし、本当に申し訳ございません」と謝罪。両親も激怒しており、父が妹に「今日は帰りなさい。これ以上は家族の恥だ!」と厳しい声で告げ、支配人とともにエントランスまで見送りました。妹は真っ青な顔のまま、何も言えずに去っていきました。
ドレスにワインをかけた妹の“その後”
式は予定通り、無事に執りおこないました。後日、妹から両親に「請求が来た。思ったより多いから、半分払って」と連絡があったそうです。しかし両親は、「全額自分で支払いなさい。反省ができるまで、しばらく距離を置きます」とだけ伝えたと聞きました。
さらに、館内カメラの映像と目撃証言により、妹が意図的にワインをかけたことが正式に確認され、式場からは出入り禁止の措置が取られたとのことでした。
妹はこれまでも、私の持っているものを欲しがるところがありましたが、まさか結婚式でこんなことをするとは思いもしませんでした。ただ、今回の件で妹が本当に反省し、自分を変えようとしてくれるのなら――そのときは改めて、「おかえり」と言える自分でいたいと思います。
◇ ◇ ◇
家族であっても、相手の人生や幸せを妬んでしまうと、関係は壊れてしまいます。いつか妹が心から反省し、再び笑い合える日が訪れることを願いたいですね。
※本記事は、ベビーカレンダーに寄せられた体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
家族という逃げ場のない関係において、一度「甘え」が「依存」や「執着」に変わってしまうと、修復は容易ではありません。相手の善意を当然のものとして受け取り、自分の非を認められなくなったとき、人は一番大切な味方を失ってしまうのだと痛感させられるエピソードでしたね。
もし、家族から理不尽な要求や攻撃を向けられたら、情に流されて現状維持を選ぶのではなく、自分の人生と精神的な平穏を守るために、迷わず明確な境界線を引くという選択をしたいですね。