

元カノとの距離
ある日の夕方、彼から「これからいつものメンバーで飲みに行ってくるね!」と、メッセージが届きました。私はすぐに電話をかけ、「わかってるよね? 元カノと距離が近すぎるのは、私は好きじゃないからね」と念を押しました。
すると彼は、「大丈夫だって。心配しすぎなんだよ」と軽く笑うだけ。以前、元カノとの距離感のことで私と言い合いになったことも、もうあまり気にしていない様子でした。彼は急いでいるようで、そのまま電話を切って飲み会へ向かいました。
飲み会のあとに彼から連絡が
その後、彼からはしばらく連絡がなく、私は寝ようとして布団に入りました。すると、枕元に置いていたスマホが鳴ったのです。
電話の向こうの彼は、少し酔ったような声で笑いながら、「終電に乗れなくてさ。明日は休みだから、誰かの家に泊まることにするね」とだけ告げると、すぐに電話を切ってしまいました。
翌日、仕事を終えた私のもとに、彼から「夕食を一緒に食べよう」と、珍しく急なお誘いが。思いがけない連絡に、私は慌ててメイクを直し、少しうれしい気持ちで彼の家へ向かいました。
彼の口から明かされた真実
その日は家でゆっくり食事をしたいという彼の希望もあり、夕食は彼の家で食べることに。
食事中は、前日の友人たちとの出来事を笑いながら話していて、時間はあっという間に過ぎていき、気づけば終電の時間が近づいていました。
私は片づけをしながら「そろそろ帰るね」と声をかけました。すると彼は、「実はさ、昨日、元カノの家に泊まったんだよね。でも、何もなかったよ!」と、早口で告げたのです。その瞬間、私は彼からの急な誘いの理由を察しました。
そのあと彼はさらに、「でも今は友だちだから。昨日は酔ってたし、ほかの女性の家に泊まるより安心じゃない?」と続けたのです。元カノとの距離感に気をつけてほしい、という私の思いはまったく伝わっていなかったようで、現在の恋人である私に配慮してくれない彼に、ガッカリしてしまいました。
急に会えることになって喜んでいた数時間後に、こんなにも複雑な気持ちで帰ることになるとは思っていませんでした。価値観や感覚の違いがはっきり見えた出来事として、今も印象に残っています。
著者:榊原愛七/30代女性・1児の母。看護師・カウンセラー兼、恋愛エピソードを執筆するライター。
作画:ちゃこ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年2月)
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