ママ友と“自分時間”スタート
子どもの入園をきっかけに、ようやく少しだけ自分の時間が持てるようになったときのこと。私はこれまで後回しにしていた自分のことをしたいと思い、特に気になっていた体型をどうにかするため、思い切ってスポーツジムに通い始めることにしました。
せっかくなら楽しく続けたいと、子どもが赤ちゃんのころから付き合いのあるママ友たちと一緒にジムへ入会。久しぶりの運動はきつかったものの、みんなで励まし合いながら取り組む時間や、終わったあとのおしゃべりがいいリフレッシュになっていました。
自然と「ジムママ友」のグループLINEもでき、「今日きつかったね」「あのメニュー無理!」なんて、日々のやり取りも楽しみのひとつに。子どもの話だけでなく、“自分の話”ができる貴重な場所でもありました。
そんなある日、いつものようにグループLINEで盛り上がっていると、話題はその日のレッスンや担当してくれたインストラクターのことへ。「今日ちょっとやさしくなかった?」「いや、あれはいつも通りでしょ」そんな軽口を交わしていたところ、回していた洗濯機が終了を知らせる音が鳴りました。幼稚園のお迎えの前に家事を終わらせたかった私は一旦スマホを置き、洗濯物を干すなど残りの家事を進めることにしました。
ひと通り終えてスマホを見ると、LINEが1件届いてトークルームが一番上に上がっていました。「みんなまだ話してるんだな」と思い込んだ私は、そのまま画面を開き、会話の延長のつもりで何気なく一言を送りました。
「○○コーチ、たぶん私に気があると思うんだよね!」
最近、名前を呼んで声をかけられることが増えた気がしていたし、フォームを見てもらうときに少し距離が近いように感じたこともあって、完全に軽いノリのつもりでした。
しかし、送信してすぐ既読がついたものの、誰からも返信がなく「あれ?」と違和感。さっきまであんなに盛り上がっていたのに、急に静まり返ったことに戸惑いを覚えました。
何気ない一言のはずが…送り先ミスで地獄の展開に
そして5分後、通知が1件。何気なく画面を開いた瞬間、一気に血の気が引きました。メッセージの送り先を間違えていたのです。送ってしまっていた相手は、ママ友グループではなく……なんと、そのインストラクター本人でした。
実は私たちが通っていたジムでは、レッスンの休講やスケジュールの変更といったお知らせが、インストラクターのLINEから直接送られてくる仕組みでした。ちょうど私が家事をしている間にそのお知らせ通知が届き、彼とのトーク画面が一番上にきていたのです。
さらに不運なことに、私たちは「ジム仲間」の印として、ママ友のグループLINEのアイコンを『ジムのロゴマーク』にしていました。そのため、パッと見で完全にいつものグループLINEだと勘違いし、疑うことなく誤爆してしまったのでした。
一気に手が震え、頭の中が真っ白に。恐る恐るメッセージを開くと、そこには丁寧すぎるほどの文章が並んでいました。
「そのようなつもりは一切ございませんが、もしそう感じさせてしまったのであれば申し訳ありません。今後はより一層気をつけます」
一瞬で現実を突きつけられ、顔から火が出るような思いでした。すぐに平謝りのメッセージを送りましたが、もう取り返しはつきません。次に顔を合わせることを考えるだけで、どう振る舞えばいいのか分からず、ただただ気まずさだけが残りました。
その後もしばらく悩みましたが、結局私はそのフィットネスクラブを退会することにしました。ママ友たちは「気にしすぎじゃない?」「笑い話にすれば平気だよ」と励ましてくれましたが、どうしても平然と通い続ける自信が持てなかったのです。
今でも思い出すたびに、顔から火が出そうになります。どれだけ便利なLINEでも、送り先の確認だけは本当に大事……そう痛感した、忘れられない出来事です。
著者:山田ゆうみ/40代女性/訳あり家族と同居中。姪や甥の親は仕事人間のため、私がよく面倒を見ています。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年4月)
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