母を困らす娘の食事
ある日のこと、娘が食べ物でイタズラをしたので、私は思わず厳しく叱りました。
「そんなふうに遊ぶなら、もうご飯は抜きだよ!」
その日は、かろうじて娘が大好物のメニュー。いくら食に興味がなくても、大好きな食べ物が下げられたら、さすがに折れて反省するはずだ、と考えたのです。
すると娘から返ってきたのは、予想外の言葉。「えっ!? 本当に? 食べなくていいの?」
……まさかの大喜びでした。好物ですら、娘にとっては「食べなくていい」=「ご褒美」になってしまったのです。ここまで食に執着がないのかと、呆然とするしかありませんでした。
周囲からは「好きなものなら食べるのでは?」と言われることもあります。でも、そうともいえず、娘はお菓子にすら興味がありません。泣き止ませたいときや、どうしても動いてほしいときの「奥の手」としておやつが使えないのは、親としてはなかなか厳しいものです。
「成長するにつれて、いつかモリモリ食べる日が来るのかな……」今はそう願いながら、焦らずに見守っていこうと思っています。
◇ ◇ ◇
せっかく作った料理を残されると、がっかりしてしまいますね。それと同時に、成長に必要な栄養が足りているか、心配になるでしょう。
けれど、成長曲線に沿って身長や体重が少しずつでも大きくなっているなら、今はその子の「燃費が良い時期」ととらえられ、その子に必要なエネルギーや栄養は概ねとれていると考えられます。
体が大きくなり、必要なエネルギー量が増えていけば、自然と食欲が追いついてくるケースがほとんどです。また、幼稚園や小学校に入学するなどして生活リズムが変わることをきっかけに食事の量が自然と増える傾向も見られます。
栄養を摂らせようと必死になるあまり、食卓が「叱られる場所」になってしまうのは悲しいもの。今は「一口でも食べたらラッキー!」くらいの気楽な気持ちで、まずは「みんなで囲む食卓は楽しい」と思える環境を大切にしたいですね。
このお話は、ベビーカレンダー公式インフルエンサー「ベビカレメイト」のママと実施した座談会でお話しいただいた体験談です。
※AI生成画像を使用しています
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