トイレから泣いて出てきた長女
先日、トイレに入った長女が「ママ、おしっこから血が出た!」と泣きながら出てきました。その言葉を聞いた瞬間、私は「もし血尿だったらどうしよう」とものすごく不安な気持ちに。
長女が「見てほしい」と言うので急いでトイレへ向かうと、便器の中は真っ赤に染まっていました。ただ、大量のトイレットペーパーが残っていて、それを見た私はすぐ原因に気づいたのです。
普段、育児に追われている私は、トイレに入っているときに娘たちから呼ばれると、慌てて出てしまうことがあります。このときも、トイレに入っている最中に子どもから「ママ、チャンネル替えて」と声をかけられ、急いでトイレを出てきたのでした。
その日の私は生理2日目。経血量が多いにもかかわらず、トイレを流し忘れてしまっていたのです。
長女のやさしさ
真っ赤に染まった便器を見た長女の目には、涙があふれていました。私は申し訳ない気持ちでいっぱいになり、「ごめんね。ママがトイレを流し忘れていたみたい。この血はママのものだよ」と説明しました。すると長女は「え! ママ、血が出てるの? 大丈夫?」と、自分が怖い思いをしたはずなのに、泣きながら私を心配してくれたのです。
わが家では、子どもたちに生理のことを「体の変化のひとつで、血が出ることもある」と伝えていました。ただ、実際に長女が生理中の経血を目にするのは、もちろん初めて。とても驚く出来事だったと思います。長女を怖がらせてしまい、本当に申し訳ない気持ちになりました。
その後、「血は出てるけど痛くないから大丈夫だよ」と落ち着いて伝えると、長女は少し安心した様子で「よかった。いつ元気になる?」と、やさしく声をかけてくれました。
今回は私の不注意で、長女に不安を与えてしまいました。それでも、そんな中で私を気づかってくれた長女のやさしさに、心が温かくなった出来事でもありました。
生理中に限らず、前の人がトイレを使った形跡が残っていると、驚いたり不快に感じたりすることもあると思います。この出来事以来、どれだけ慌ただしくしていても、トイレを出るときには流し忘れがないか、きちんと確認するよう心がけています。
著者:堀川京香/30代女性・2020年生まれ、2022年生まれの女の子を育児中の2歳差姉妹ママ。生理不順を機に前職を退職。自身の経験を元に妊活・出産・育児について執筆中。
イラスト:ほや助
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年3月)
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