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「生理は終わった」確信した50代。白いズボンで温泉へ向かい、旅館で青ざめた理由【医師解説あり】

50歳を過ぎ、生理が止まって数カ月。「もう卒業した」と晴れやかな気持ちで出かけた夫との温泉旅行で、私は予想だにしない事態に見舞われました。あの日の冷や汗と後悔をつづります。【医師解説あり】

この記事の監修者
監修者プロファイル

医師沢岻美奈子先生
沢岻美奈子 女性医療クリニック院長

医療法人社団 沢岻美奈子女性医療クリニック理事長。産婦人科医。 2013年神戸で婦人科クリニックを開業。女性検診や、更年期を中心としたヘルスケア領域が専門。心身の不調が特徴的な更年期の揺らぎ世代の女性を統合医療による全人的なサポートをおこなっている。
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つかの間の解放感。お気に入りの白いズボンで出発

50代を迎え、生理が数カ月ほど来なくなっていた私は、「あぁ、これでようやく終わったんだ」と思い込んでいました。

 

そんなある日、夫との久々の温泉旅行が決まりました。遠出への期待感から気分も上がり、その日はお気に入りの白いズボンに明るめのチュニックという、軽快で華やかな服装を選んで家を出たのです。心の中は、煩わしいものから解放された清々しさでいっぱいでした。

 

旅館到着後、信じられない光景が

ところが、旅館に到着してすぐのこと。下腹部に言いようのない違和感を覚え、慌ててトイレに駆け込むと、そこには信じられない光景が広がっていました。数カ月ぶりの生理が、これまで経験したことがないほどの量で戻ってきたのです。

 

「よりによって、今日? しかもこの服で……」

 

慌てて確認しましたが、時すでに遅し。お気に入りの白いズボンは、見るも無残な状態になっていました。

 

 

夫がコンビニへ走る事態に

追い打ちをかけるように、旅館の売店にはナプキンの備えがありません。結局、夫が近くのコンビニまで車を走らせてくれることになりました。夫への申し訳なさと、いい大人が何をやっているのかという恥ずかしさで、情けない気持ちが込み上げました。

 

その後は旅館の浴衣に着替えてなんとか過ごしましたが、「なぜ白を選んだのか」「なぜ備えを捨ててしまったのか」という後悔ばかりが頭をよぎる旅となりました。

 

まとめ

更年期の生理は予測不能。今回の失敗で、完全に閉経するまではナプキンと替えの下着を常に持ち歩く決意をしました。服装選びも慎重になりますが、何より自分の体と正直に向き合う大切さを学んだ苦い経験です。

 

医師による解説:閉経前の生理か不正出血か、自己判断は禁物

更年期はホルモンバランスが大きく乱れるため、数カ月ぶりに生理が再開することは珍しくありません。しかし、50代前後の「久しぶりの出血」や「極端に量が多い出血」には、子宮体がんや子宮内膜ポリープなどの疾患が隠れているケースもあります。「更年期だから生理が予測不能なのは当たり前」と放置せず、以下のような場合は早めに婦人科を受診しましょう。

 

・1年以上空いてから出血があった

・出血の量が以前より明らかに多い、または長く続く

・閉経したと思っていたら出血した

 

「卒業」を確信するためにも、定期的な検診と医師への相談を大切にしてください。

 

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

監修:沢岻美奈子先生(沢岻美奈子 女性医療クリニック院長)

著者:高橋美和/50代女性・パート

イラスト:ほや助

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年2月)

 

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