ドライブデートのランチで悲劇……!それ危なくない!?

体験者:Aさん(28歳)
「お昼なら作ってきたぞ♪」快晴のドライブデート中、サービスエリアでお昼を何にしようか相談したときのこと。
彼が後部座席のリュックからお弁当箱を取り出したときは、そのサプライズに感激したんです。
でも、車内がポカポカと暖かいのに保冷剤が一つも入っていませんでした。
食べられる場所に移動して、恐る恐るふたを開けると、卵焼きなどの定番おかずに加えて、そこにはラップもされず、そのまま詰められたおにぎりが。
「これ……もしかして素手で握ったの?」と念のため確認すると、「うん!おにぎりってそういうものでしょ」と彼はどこ吹く風でけろっとしています。
せっかくの好意は嬉しいけれど、私の脳内には「この温度で菌が爆発的に増殖しているのでは……?」というホラーな想像が止まりません。
素手で握ってから数時間、常温のまま放置されたおにぎり。「大丈夫だよ」と笑う彼を前に、どうしても食べる勇気が出ない私。
実際のところ、どうなのでしょうか?
結論:素手で握ったおにぎりの「常温放置」はNG!
素手で握ったおにぎりを、暖かい車内にそのまま置いておくのは食中毒のリスクが高く、非常に危険です。
そこで、管理栄養士の安達春香さんに、食中毒を防ぐための「手洗い方法やアルミホイルの活用術」、そして「保冷バッグを使った正しい持ち運び方」について詳しく伺いました。
手洗い×アルミホイルで美味しく食中毒対策

おにぎりの食中毒を引き起こすのは、私たちの手についている「黄色ブドウ球菌」。
この菌は30~37℃で活発になるので、素手で握ったおにぎりを常温で持ち歩くと菌が爆発的に増殖します。
おにぎりを作る前はハンドソープでしっかり手を洗って、必ずラップやアルミホイルを使ってくださいね。
ちなみに、アルミホイルから出る金属イオンが菌の増殖を抑えてくれるので、ラップよりも食中毒対策に効果的。おにぎりとホイルの間にほどよい隙間ができ、余分な水分を逃してくれておいしく仕上がります。
そのまま握るとご飯粒がアルミホイルにくっついてしまうため、一度アルミホイルをくしゃくしゃにして、広げてから握りましょう。
持ち運びは保冷バッグ&保冷剤を

食中毒菌は温かい場所が大好き。30℃を超えると動きが活発になってしまうので、夏場は保冷バッグと保冷剤で菌の増殖を防ぎましょう。
保冷剤とおにぎりが直接触れるとご飯の食感がかたくなってしまうため、保冷剤はタオルやハンカチに包んでから入れるといいですよ。
おにぎりの衛生管理には気をつけよう
おにぎりは手軽で美味しい定番メニューですが、素手で握ったまま常温に放置すると、思わぬ体調不良の原因になることがあります。
清潔な手で調理し、適切な温度管理を心がけて、安心・安全に美味しいおにぎりを楽しみましょう。
※一部AI生成画像を使用しています。
※本記事は、編集部メンバーや知人が体験した実話です。編集部がヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。