ベビーカレンダーでは、全国の産婦人科の先生に、産院での取り組みやその信念についてインタビューしています。
女性医師インタビュー第8回目は、茨城県牛久市にある「社会医療法人 若竹会 つくばセントラル病院」の産婦人科部長、長田佳世先生です。
産む人の力を最大限に発揮できるようなケアを!
「つくばセントラル病院」は、1988年に開院して31年。平成と共に地域医療に尽力し、2018年8月に地域医療支援病院として承認を受けた病床数313床の病院です。また、2000年には産婦人科を開設。現在は常勤女性医師6名での体制となっています。特に母乳育児支援や周産期メンタルヘルス支援にこだわった運営と、産前・産後の教室等の支援も充実しています。つくばセントラル病院の産婦人科の魅力を探ってきました。
長田先生「私が赴任する前からつくばセントラル病院にいる田中先生と二人三脚で、この地域でのお産を安全にしていくために、そして患者さんに満足していただけ、出産が楽しい子育ての第一歩につながるようにと、試行錯誤しながら運営してきました。
総合病院の産婦人科として、院内の他の診療科との連携はもちろん、地域の基幹病院や牛久市、龍ヶ崎市などの近隣の市町村との連絡も密におこなっており、妊婦さんやおなかの赤ちゃん・生まれてきたお子さん、産後のお母さんの医学的・社会的な問題の早期発見および対応ができる体制を取っています。地域一体となって、患者さんによって最適な対応ができるよう努力しています」