教えてくれたのは…株式会社ロイヤルオートサービス"中の人"

- 株式会社ロイヤルオートサービス スズキアリーナ松本村井店 O・N店長
株式会社ロイヤルオートサービスは、車に関するあらゆる相談に寄り添い、地域の安心・快適なカーライフを支えている会社です。
今回は、スズキアリーナ松本村井店で日頃からお客様のカーライフをサポートしているO・N店長に、サンシェードの「正しい選び方」について教えていただきました。
快適性を極める!プロが推奨する「魔法瓶」構造とは

「サンシェードなんてどれも同じでしょ?」と思われがちですが、選び方一つで断熱効果は劇的に変わります。プロがおすすめするのは「厚みのある多層構造タイプ」です。
これは、表面のアルミで紫外線を反射し、中層の断熱材で熱をブロックする「魔法瓶」のような構造です。この構造は熱遮断の力が強いため、ダッシュボードが熱せられるのを防ぎます。
逆に、光が透けるような薄い1枚モノは避けてください。熱を遮断する力が弱いため、ダッシュボードが熱せられ、車内がサウナ状態になり、内装の樹脂パーツを傷める原因になります。
設置の際に要注意!人気「傘型」の落とし穴

最近人気の「傘型」サンシェードは、パッと開ける手軽さが魅力です。しかし、プロの目線では「設置・収納時の物理的な接触」に少し注意を払う必要があります。
比較的年式の新しい車の場合、ナビやオーディオなどの大型液晶モニターが突出しているデザインが多く、傘の骨先が当たってしまうと、画面に致命的な傷がつくリスクがあります。
特に停車直後の車内は内装が熱を持っていて傷がつきやすいため、先端に保護キャップがあるものを選び、勢いよく開かず、ゆっくりと広げるようにしてください。
隙間が命取り!冷却効率を劇的に上げる設置の鉄則

サンシェードの性能を最大限に引き出すカギは、「ガラスに密着させて隙間をゼロにする」ことです。高性能なサンシェードでも、隙間から熱気が漏れてしまうと、冷却効率は劇的に下がってしまいます。
このため、プロがおすすめするのはガラスにピタッと密着する「車種専用設計」されたものです。ルームミラー部分のスリットまで隙間なく閉じ、「置く」のではなく、ガラスに「密着させる」ことで、車内温度上昇を防ぎます。
スプリングタイプのものであれば、傘型に近い手軽さで広がり、収納もコンパクトです。
旅先で安心!プロが実践する「サンシェード×防犯」術
サンシェードをすることで外から車内が見えなくなりプライバシーは守れますが、同時に窃盗犯に「作業中の手元を隠す目隠し」を与えてしまう側面もあります。そこで、プロが実践しているのが「防犯の可視化」です。
ハンドルロックの装着

サンシェードの隙間から覗き込んだ際、窃盗犯に「この車は面倒だ」と一瞬で思わせる抑止効果があります。
LEDスキャナーの設置

「セキュリティ作動中」を示すLEDスキャナーを、サンシェードに隠れないようダッシュボードの端に配置し、夜間に光で警戒をアピールします。
ドラレコの「駐車監視モード」の活用

サンシェードで前方が見えない状況では、振動検知で録画開始のドライブレコーダーが有効です。「録画中」などのステッカーを貼っておくことも効果的です。
本格的な夏が来る前に!愛車を守るサンシェードを準備しよう
サンシェードは車内温度の上昇抑制に役立つアイテムですが、選び方しだいで期待できる効果に差が出ます。
車でお出かけする前に、快適に使えるサンシェード選びと、万が一のための防犯対策を準備しておきましょう。
画像素材:PIXTA