フジコさんが40代のころのこと。友人が60歳の人に向かって、年齢にまつわる冗談を言って怒られていました。そのときのことを思い出し、今、その気持ちがほんの少しわかるようになったフジコさんですが……。
老いを受け入れたわけではないが!











アラカンになって、鏡を見るのがしんどくなったフジコさん。
首のシワ、たるみ
上唇の縦ジワ
マリオネットライン……
先日、サークルに参加したときにメンバーの1人の田中さんが昔の写真をみんなに見せながら連呼していたのは、「フジコさん、若い」でした。
いつの写真やねん! と思って見てみると、たった3年前の写真でした。
たしかに、この3年ですごく変わった……。
気にしていないフリをしていただけ。なんかすごく悲しいな……。
夫に報告すると「話題に上がるなんてすごいね!」。そういう話ではない。
息子さんからは「人間の体は星と同じ原子でできている」という話を聞き、宇宙論!! と内心ツッコミを入れるものの、老いていくことも宇宙の大きな流れの一部なのだと考えると、老いていくこともちょっとだけ悲しくなくなります。ちょっとだけ!
削ぎ落としきれない未練も執着も腹立たしさも、全部抱えながら、今日も、私の毎日。
そんな境地に至る、フジコさんなのでした。
----------------
3年前の写真を見て、見て見ぬふりをしてきた老いを実感するフジコさんの姿には、「わかる!」とうなずきたくなった人も多いのではないでしょうか。努力だけではどうにもならない肌の質感やシルエットの変化を突きつけられたときの、あの何とも言えない寂しさや若さへの執着、未練。
しかし、それを宇宙論で諭してくれる(?)息子さんの言葉は、加齢を「宇宙の大きな流れ」として俯瞰するという新しい視点を教えてくれます。老いへの葛藤を無理に手放すのではなく、全部抱えたまま、それでも「今日も、私の毎日」と丸ごと受け入れていく。そのしなやかな気付きとフジコさんの言葉には、同じく忙しい毎日を送る者として、静かな勇気をもらえるような気がしますね。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
ウーマンカレンダー編集室ではアンチエイジングやダイエットなどオトナ女子の心と体の不調を解決する記事を配信中。ぜひチェックしてハッピーな毎日になりますように!
-
前の話を読む47話
「はげたらどうする」お互いの実家で暮らす提案をした妻に夫が抵抗した理由 #熟年夫婦ライフ 47
-
最初から読む1話
「何しているの私!」10年ぶりのパートで気付いた55歳からでもやるべきこと #熟年夫婦ライフ 1
ナランフジコ