リビングの異変
ふと目を覚ましてリビングへ行くと、そこにいたはずの夫の姿がありません。バウンサーには、すやすやと眠る赤ちゃんが一人きり。
「えっ、どこにいるの?」と戸惑っていると、ガチャリと玄関が開く音が……。なんと夫は、近所のコンビニまで買い物に行っていたのです。
「ぐっすり寝ていたし、すぐそこだから大丈夫だと思って」「隣の部屋にママがいたから、起きたら気付くでしょ?」
悪気のない様子の夫でしたが、私はあまりの認識の違いに、すーっと血の気が引く思いでした。
この一件で、夫婦の「危機管理」に対する感覚のズレを思い知らされました。「言わなくてもわかってくれるはず」という期待は持たないようにしています。
今でも価値観がぴったり重なることは難しいけれど、大切な子どもを一緒に守っていくために、一つひとつ言葉にして、根気強く伝えていこうと心に決めた出来事でした。
◇ ◇ ◇
「寝ているから大丈夫」というパパと、「一瞬も目を離せない」というママ。この温度差は、多くのご家庭が直面する大きな壁かもしれません。
パパが考えていた以上に、赤ちゃんの「一人きり」には命に関わるリスクが潜んでいます。
・乳幼児突然死症候群(SIDS)の不安
何の予兆もなく、眠っている間に呼吸が止まってしまうことがあります。
・窒息のリスク
寝返りを打とうとして顔が横を向いた際、バウンサーのベルトやクッションに鼻や口が塞がれてしまう恐れがあります。赤ちゃんは自力で顔を戻せないため、数十秒の無呼吸が致命的になります。
・転落や姿勢の崩れ
ふいに動いた拍子に体がずり落ち、首がガクンと曲がって気道を塞いでしまう「姿勢性窒息」も注意すべきポイントです。
このような事態は「泣き声」が聞こえません。 別の部屋にいるママには、異変を察知することができないのです。
なお、2024年6月には、一般財団法人 製品安全協会が「乳幼児用揺動シート(バウンサー)」のSG基準を改正。睡眠用途での使用を避け、眠った場合はベビーベッドなど平らな寝床へ移すよう注意喚起されています。
とはいえ、パパも悪気があるわけではなく、ただ「何が危ないのか」を具体的に知るきっかけがなかっただけかもしれません。
パパの油断を責めるのではなく、まずは丁寧に共有していくことが大切。同じ目線で子育てができるように話し合いながら、健やかに子育てができる環境を作っていけるといいですね。
このお話は、ベビーカレンダー公式インフルエンサー「ベビカレメイト」のママと実施した座談会でお話しいただいた体験談です。
※AI生成画像を使用しています
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