幼いころの初恋
母同士が仲良くなったこともあり、私は毎日のように彼の家へ遊びに行くようになりました。彼が学校から帰ってくると飛びついて出迎えたり、休日には家族ぐるみで出かけたり。とにかく大好きな彼のそばにいたくて、いつも後を追いかけていました。
しかし、彼は小学校を卒業すると同時に引っ越すことに。とても寂しかったのですが、親同士の付き合いは続いていたため、長期休暇などには彼の家へ遊びに行くこともありました。
ただ、私も成長するにつれ、彼への恋心は少しずつ落ち着いていきました。やがて月日が流れ、会う機会も自然と減っていったのです。
20年越しの再会で…
彼が引っ越してから20年以上が経ったある日、彼が私の住む地域へ転勤してくることを知りました。彼の家族から連絡先を聞き、私は「久しぶり! 私のこと覚えてる?」と彼にメッセージを送りました。
それをきっかけに、私たちは久しぶりに再会。彼は昔と変わらず、私にとって大好きでやさしいお兄ちゃんのような存在でした。久しぶりに会ったはずなのに不思議と距離はすぐに縮まり、再会から2日後には交際が始まりました。そして、しばらくして私たちは結婚することになったのです。
結婚した今も、私は妹のようにかわいがられ、甘やかされ、ときには叱られています。それでも、私たちはとても仲の良い夫婦です。
あのとき、姉と彼が同じクラスになっていなかったら、彼が幼い私にやさしくしてくれていなかったら……今の私たちの関係はなかったかもしれません。そう思うと、私たちの出会いは本当に不思議で、奇跡のようなものだったと感じています。
著者:松本京子/30代女性・4歳と2歳の2人の子どもを育てる母。結婚5年目のマイホームを夢見る専業主婦。
イラスト:にしこ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年11月)
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