台所に立つたびに何かを指摘する義母
子どもがまだ小さいころ、義母が手伝いに来てくれたときのことです。夕食の準備をしようと、私がいつも通り無洗米を使おうとすると、「お米はちゃんと研がないとおいしくならないのよ」と強い口調で言われました。
私は「最近の無洗米は十分おいしいですし、子どもを見ながらだと助かるんです」と説明しました。けれど義母には「手を抜いているように見える」と返されてしまい、正直なところ少し落ち込みました。悪気がないのはわかっていても、自分の家事の仕方を否定されたようで、もやもやした気持ちが残ったのです。
その後も、炊き方や水加減について細かく指摘されることが続きました。台所に立つたびに「また何か言われるかな」と身構えるようになり、料理をすること自体が少し憂うつになっていきました。
「見守ってほしい」思い切って義母に伝えると
また小言を言われたある日、思い切って「今のやり方で困っていないので、見守ってもらえませんか?」と義母に伝えてみました。それでも「昔からのやり方が一番よ」と取り合ってもらえず、話は平行線のまま。
結局その滞在中は、私が折れて義母のやり方に合わせる場面も多くなりました。納得できたわけではないけれど、毎日言い合いになるのも疲れてしまう、というのが本音だったのだと思います。
今振り返っても、価値観の違いが埋まることはなく、すっきりした解決には至りませんでした。ただ、思い切って伝えてみたことで、無理にわかり合おうとしなくてもいいのかもしれない、と思えるようになったのは収穫でした。
家事のやり方ひとつにも、その人が大事にしてきた価値観が表れるのだと思います。だからこそ、すべてを受け止めようとするのではなく、自分が疲れすぎない線引きを持つことも必要なのだと感じました。次に義母が来てくれるときは、少し肩の力を抜いて、できる範囲でやり過ごしていけたらいいなと思っています。
著者:秋田ねる/30代女性/5歳の娘の母。時短会社員。趣味は音楽を聴くこと
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年1月)
※AI生成画像を使用しています
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