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「予約は家族の分だけw」弟を溺愛する両親にのけ者にされ、宿無しに(泣)→フロントスタッフの神対応で大逆転!

実話をもとにした、スカッとストーリーをお届けします。

​僕は、都内の企業で働く会社員です。仕事柄、全国各地へ出張することが多く、各地のホテル事情にはかなり詳しくなりました。そんなある日、親戚の集まりが遠方の高級ホテルで開催されることになったのですが……。

 

居場所のなかった実家と「予約済み」の嘘

正直なところ、僕は昔から家族仲が良いとは言えませんでした。両親は、要領が良くて愛嬌のある弟ばかりを溺愛。僕はいつも「お兄ちゃんなんだから」と後回しにされ、家の中に居場所はありませんでした。

 

そんな環境に耐えかね、高校を卒業してすぐに家を飛び出し、以来、数年に一度の親戚の集まりで顔を合わせる程度の疎遠な関係が続いていました。

 

今回の親戚の集まりが決まった際、家族のグループラインには父から「当日泊まるホテルは、うちの家族分はまとめて予約しておいた」と連絡が入っていました。

 

僕は数年ぶりの再会に「大人になった今なら、少しは歩み寄れるかもしれない」と淡い期待を抱き、「了解。ありがとう」と返信。当日は現地集合だったため、新幹線で数時間かけてホテルへと向かいました。

 

しかし、親戚一同でのディナーが終わった瞬間、その期待は無惨に打ち砕かれました。フロントでチェックインの手続きをしようとした時、父がニヤニヤしながら僕に言い放ったのです。 「お前の分? ないよ。予約したのは『俺たち家族3人の分』だけだ」

 

母もクスクス笑いながら「あら、あなたはもううちを出て行った人間でしょ」と一言。弟までもが「兄貴、外で寝ることにならないといいね(笑)」と追い打ちをかけてきました。わざわざ遠方まで呼び出しておいて、この仕打ち。彼らにとって、僕は今も変わらず「のけ者」だったのです。

 

フロントスタッフの神対応

僕が静かに怒りをこらえてひとりでロビーに立っていると、一人のフロントスタッフが僕に気づき、目を見開いて駆け寄ってきました。
「あ、〇〇様! 本日はどうかされましたか?ご予約は入っていなかったかと」

 

そのスタッフは、僕が仕事の出張でこの系列ホテルを頻繁に利用していることを知っている顔馴染みでした。僕は仕事の関係上、このホテルグループの最上位会員(ダイヤモンドクラス)で、いわば「顔パス」の常連客。

 

スタッフは丁寧に続けました。
「〇〇様には、いつも大変お世話になっております。あいにく本日は満室に近い状態ですが……いつものお部屋、スイートルームであれば、今すぐご用意が可能でございます」

 

少し離れたところでこちらの様子を見ていた両親と弟の顔が、一瞬で凍りつきました。「え……?スイートルーム!?」と父が絶句する中、「じゃあお願いするよ」と僕はフロントにチェックインに向かいました。

 

逆転のスイートルーム

「こちら、カードキーでございます。どうぞごゆっくりお過ごしください」

 

僕は「ありがとう、助かるよ」と受け取り、僕はスイートルーム直通のエレベーターへ。

 

慌てて父が「待て! お前、そんな特別な客なのか? その部屋、俺たちも……」と縋り付いてきましたが、「それじゃ、僕は僕でゆっくりさせてもらうよ。父さんたちは“家族3人水入らず”で楽しんでね」そう言って、僕はエレベーターの扉を閉めました。

 

翌朝、一般客用の朝食ビュッフェには長蛇の列ができるなか、一睡もできなかったような顔で並ぶ両親たちの姿がありました。一方、僕は最上位会員専用のラウンジへ。静かな空間で、シェフ特製のエッグベネディクトを堪能しました。

 

ガラス越しにこちらに気づき、待遇の差に呆然と立ち尽くす両親たち。のけ者にしたはずの息子が、自分たちの手の届かない場所にいることを思い知ったのか、父は顔を真っ赤にして震えていました。僕は一度も目を合わせることなく、専用カウンターでそのままチェックアウトを済ませました。

 

この一件以来、僕は両親との距離を置くことに決めました。自分の息子を陥れて喜ぶような人たちとは、家族でいる必要なんてない。そう確信した、忘れられない一夜となりました。

 

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

 

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