同居を始めて早々、義母の態度が一変
同居するにあたり、夫と私は義母にいくつかの条件を伝えていました。家事は分担すること、私の仕事中は邪魔をしないこと、互いの生活を尊重すること。義母もそのときは「わかったわ」と承諾してくれたのですが……。
同居が始まってすぐ、義母は私をまるで家政婦のように扱うようになりました。ある日も、義母から「私の部屋の模様替えは終わった?」と声をかけられました。私は義母に頼まれた通り、ベッドや棚を動かしたばかり。ところが義母は、「やっぱり元の位置に戻しておいて」とあっさり言ったのです。
そして最後には、「暇なあなたが家にいてくれて助かったわ」と笑ったのです。
私は在宅で仕事をしていますが、正社員と変わらない働き方をしています。家にいるからといって、決して暇なわけではありません。そう伝えても、義母は「家でできる仕事なんて内職みたいなものでしょ」と取り合いませんでした。
義妹の妊娠がわかると義母の暴言が加速
同居開始から2カ月ほど経ったころ、義母から慌てた様子で連絡がありました。義妹が妊娠したといいます。私は素直に「おめでとうございます」と伝えました。義母は大喜びで、安産祈願で有名な神社のお守りを買ってきてほしいと言います。
そこまではよかったのですが、義母は突然、私たち夫婦のことに話を向けてきました。「あなたたちは子どもを作る気がないみたいだからね」私が「いつかは欲しいと思っています」と答えると、義母はさらに踏み込んできます。
「結婚して3年も経つのに妊娠しないってことは、もしかして不妊なの?」あまりに失礼な言葉に、私は言葉を失いました。否定しても、義母は「見た目が派手だから、若いころ遊んでいたんじゃないの?」と笑います。
さらに、義妹のおなかの子が男の子だとわかると、「これでうちの跡取りは◯◯(義妹の名前)の長男になるかもしれないわね」と言い出しました。私は跡取りなど考えたこともありません。それでも義母は、「自分が妊娠すらしてないんだから文句は言えないわよね」と、私を見下すように笑ったのです。
同居解消を告げると、義母は顔面蒼白に
それから1カ月後、義母が突然「あなたには出て行ってもらうから」と言ってきました。義妹が出産のために実家へ里帰りすることになったと言います。義母は当然のように、「他人がいると娘が落ち着かないだろうから、あなたはその間、出て行って」と言ってきました。
私は思わず、「出て行くのは、お義母さんですよ」と返しました。
義母は、私の言葉を聞いて笑いました。「お小遣い稼ぎしかできないあなたが、どうやって家を建てられるのよ」義母は、この家を夫が建てたものだと思い込んでいたようです。しかし実際には、この家は私名義。建てたのも、ローンを組んだのも私でした。
私は改めて、「この家は私が建てた家です。私を追い出すつもりなら、お義母さんが出て行ってください」と伝えました。それでも義母は信じようとしません。私の仕事部屋を義妹と赤ちゃんの部屋にするとまで言ってきたのです。
その瞬間、私の中で何かが切れました。ただ、感情的に言い返しても話はこじれるだけです。私はその場では「夫とも話し合います」とだけ伝えました。その夜、私は夫にこれまで義母から言われたこと、仕事中に家事を押しつけられていたこと、そして今回「出て行け」と言われたことをすべて話しました。
夫も、義母の態度には限界を感じていたようです。「もう、同居は続けられない」夫婦でそう結論を出し、義母に同居を解消したいと伝えることにしました。
「まさか、私が!?」義母から怒りの声
それから数日後。私と夫は義母と話し合い、これ以上同居を続けるのは難しいと伝えました。「この家は私たち夫婦の生活の場です。私を追い出そうとする人と、同じ家で暮らし続けることはできません」
そう伝えると、義母は顔色を変えました。「まさか、私に出て行けって言うの?」と怒鳴りましたが、夫も静かに口を開きました。「最初の約束も守らず、何度注意しても態度は変わらなかった。そのうえ、◯◯(私の名前)を追い出そうとするなんて、もう同居を続けることはできない」
すると、義母は「一度話し合いましょう」「誤解があると思うの」と言い出しました。しかし、これまで何度も話し合う機会はありました。そのたびに義母は、私の仕事や気持ちを軽く扱ってきたのです。
「もう同居は続けられません」義母の末路
義母は「せめて娘の里帰りが終わるまで住ませてほしい」と頼んできましたが、私たち夫婦の気持ちは変わりませんでした。そもそも義妹は、里帰り出産をするつもりなどなかったのです。義母が勝手に話を進め、自分の都合のいいように、私たちの家を“里帰り先”にするつもりでいただけでした。
義母はしばらく言い返していましたが、夫が「以前、義父と暮らしていた家に戻る手配を進めてほしい」と伝えると、黙り込みました。義母は最後まで不満そうでしたが、私たち夫婦の意思が変わらないとわかると、しぶしぶ荷物をまとめ始めました。
その後、義母は何度か家を訪ねてきましたが、夫も私も家には入れないようにしていると、やがて姿を見せなくなりました。義妹にも泣きながら電話をしていたそうですが、私たち夫婦の悪口ばかりを聞かされ、義妹もついに義母と距離を置くことにしたそうです。
義母がいなくなってから、私はようやく自分の家で心からくつろげるようになりました。同居前はそれほど頻繁に会う関係ではなかったため、まさか義母がここまで人を見下す人だとは思っていませんでした。これからは、義母に使っていた時間を、自分自身や大切な人たちのために使っていこうと思っています。
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家族になったからといって、相手を見下したり、都合よく使ったりしていい理由にはなりません。ましてや、住まわせてもらっている立場で相手の生活や仕事を軽んじ、自分の都合で追い出そうとするのは身勝手すぎますよね。どんな関係でも、相手への敬意を持ち、約束を守る姿勢を忘れずにいたいですね。
【取材時期:2026年4月】
※本記事は、ベビーカレンダーに寄せられた体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています
※一部にAI生成画像を使用しています