通勤途中で気になり始めた女性
通勤途中、私は頻繁に見かける女性に好意を持つようになりました。とはいえ、その女性がどんな人なのかはまったくわかりません。名前も知らず、話したこともないままです。
それでも、私の視線に気付いていたのか、相手と目が合うことが増えていきました。こちらが会釈をすると、相手も会釈を返してくれるようになり、私はそれだけでうれしくなっていました。
社会人になってから異性との出会いがほとんどなかったこともあり、もしかしたら何かきっかけが生まれるのではないかと、期待してしまっていたのです。
背後にいた男性が気になってしまった
ただ、なかなか話しかける機会はありませんでした。そんな中で、私はその女性の後ろに、いつも一緒にいるように見える男性がいることに気付きました。
私はその男性の存在が気になり、もしかすると女性を見張っているのではないかと考えてしまいました。今思えば、それも私の勝手な受け取り方だったのだと思います。
女性のことが心配になった私は、思い切って声をかけようとしました。すると、その瞬間、私と女性の間に入るようにして現れたのが例の男性でした。
思い込みの先にあった気まずい真実
私は、その男性が私を警戒して間に入ってきたのだろうと思いました。ところが、その男性が私に向かって言ったのは、「うちの妻に何か用ですか?」という言葉でした。そのひと言で、私はようやく状況を理解しました。女性のそばにいた男性は、私が想像していたような存在ではなく、夫だったのです。
そして、その場で気付かされたのは、相手を気にかけていたつもりの自分の行動が、見方によっては警戒されるものだったかもしれない、ということでした。私はただ恥ずかしくて、何も言えなくなりました。
昔なら一途な思いとして受け止められたかもしれない行動でも、今では相手に不安を与えてしまうことがあるのだと、この経験で痛感しました。ニュースでストーカーに関する話題を見るたびに、どこか他人事のように感じていましたが、立場が違えば自分も相手に警戒される側になり得るのだと思い知らされました。
まとめ
この出来事以来、異性と目が合うことさえも気になってしまうようになりました。自分ではそういうつもりがなくても、受け取られ方は自分では決められないのだと、強く印象に残っています。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者:八木ナオ/50代男性・会社員
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年4月)
※一部、AI生成画像を使用しています。
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