機内で困惑した非常識な乗客
子どもを連れて帰省するため、飛行機を利用したときのことです。子どもはまだ小さく、周りに迷惑をかけないよう、搭乗前から絵本やお菓子を用意して、機内で静かに過ごせるよう気を張っていました。
ところが、前の座席に座っていた大人の方が、イヤホンを使わずにスマートフォンで動画を再生し始めたのです。大きな音が機内に響き、私は思わず固まってしまいました。
「すぐにやめるだろう」と最初は思っていたのですが、しばらく経っても音量は変わりません。
子どもも気になるようで、絵本に集中できず、そわそわと落ち着かない様子でした。直接お声がけしようかとも考えたものの、知らない方とのトラブルになるのが怖くて、なかなか勇気が出ません。少し迷ったあと、通りかかった客室乗務員の方に小声で相談してみることにしました。
すると、すぐに丁寧に対応してくださり、その方にイヤホンの使用をお願いしてくれたのです。その後は機内も静かになり、子どももようやく安心した表情で絵本に戻ることができました。
この出来事を通して、公共の場での「自分だけなら大丈夫」という感覚は、周囲の人にとって思った以上に負担になるのだと、改めて気づかされました。
そして、それと同じくらい印象に残ったのが、「自分ひとりで抱え込まなくていいんだ」という感覚です。子どもを連れていると、どうしても「迷惑をかけないように」と気を張ってしまい、何かあっても我慢する方を選びがちでした。けれど、客室乗務員の方のように、その場にいる第三者に頼るという選択肢があることを、あの日はじめて実感した気がします。
これからも気を遣う場面はきっと続くと思いますが、ひとりで我慢しすぎず、困ったときは落ち着いて誰かに相談する。そんな選択肢を持てるようになっただけで、少し気持ちが軽くなりました。
著者:松崎ゆい/30代女性/現在は2児の母。パート社員。大の猫好き
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年1月)
※AI生成画像を使用しています
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