プライドが高すぎる彼氏
彼氏だったRとは、大学では同じ学部でした。彼からのアプローチがきっかけで付き合うことに。
Rはとにかくプライドが高く、何かと私と自分を比べたがるタイプ。定期試験などの成績も「どうだった?」と自分から聞いてきたくせに、負けているとわかると露骨に機嫌が悪くなる……そんな人だったのです。
勉強以外でも、レースゲームのようなちょっとしたゲームですら、自分が1番じゃないと納得せず、勝つまで何回もやるような人でした。
就活が始まり…順調な私に不機嫌な彼
月日は流れ、大学4年に。大学3年のころから2人ともそれなりに進めていましたが、より就活が本格的になりました。
偶然にもRと私は似たような業界を志望していましたが、Rは思うように結果が出ず、次第に焦りを募らせていました。一方の私は、ありがたいことに比較的順調に選考が進んでいました。
そんな私の状況を知ってからのRは、わかりやすく不機嫌に。自分から就活の状況を聞いてくるくせに、私が話すと空気が重くなり……拗ねたような態度を取るようになりました。さすがの私も就活中ということもあり、精神的にピリピリしていた時期。お互いにとってこの状況は良くないと思い、このころは意識的に少し距離を置くようにしていました。
「辞退して!」彼女の内定より自分のプライドを優先
その後、私は志望度の高い企業・A社から内定をもらうことができました。
ただ、Rはよく思わないだろうと感じていたため、すぐには伝えずにいました。
しかし、少しずつバイトのシフトを増やしたり、友だちと出かける予定を入れ始めたりしたことでRも察したようです。ある日、彼から「A社から内定をもらったの?」と言われました。
これまでは言わずにいましたが、ここで変な嘘をついてもバレることだと思い、正直に内定をもらったことを伝えると、Rからの返事は衝撃的なものでした。
「俺より上の企業に行くのはおかしいから、辞退して」。
今までRのプライドの高さにより振り回されたことは何回もあり、そのたびに許してきていましたが、まさか人生の大きな岐路である就活先にも小言を挟んでくるとは思いませんでした。彼の言葉に衝撃を受けてしまいました。彼のこの言動はさすがに許すことなどできないと思い、「何、その言い方」と今までのうっ憤を晴らすかのごとく、大喧嘩に。
その後はしばらく連絡を絶ち……Rも無事にある企業から内定をもらえたようですが、私たちの関係はギクシャク。社会人になる前に、結果的にお別れすることになりました。プライドが高いとはいえ、「自分より上の企業に行くのは許せない」なんて言われるとは思っていませんでした。時間が経った今でも、衝撃的すぎて覚えている出来事です。
著者:水瀬こはく/20代女性・恋愛・ライフスタイル・金融・ITなど幅広いジャンルを執筆するライター。
イラスト:にしこ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年2月)
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