10分間隔の陣痛が始まったものの、間隔が縮まらないまま朝を迎え、入院。陣痛室に入室しますが、17時間以上経過してもお産は進む様子がありません。
そして翌朝、医師の診察により、赤ちゃんの頭の位置がずれていることが判明!
(※)※赤ちゃんの頭がまっすぐではなくななめに骨盤に入り込んできている状態。そのせいで骨盤に引っかかりやすく、分娩が長引く原因のひとつです。
さらに、自宅が産院から近いこともあり、陣痛を進めるために、一時退院することになります。この時点ですでに陣痛開始から3日が経過しており、一睡もしていないレイナさんは心身ともに疲弊していました。
やがて陣痛が4分間隔になり1時間経過。レイナさんは再び入院します。
赤ちゃんの向きは直っていなかったものの、子宮口は少しだけ開いたとのこと。陣痛が長引き、意識がもうろうとするなかで、懸命に痛みと向き合っていました。
促進剤がもたらす想像を超える陣痛













強い覚悟で出産に挑んでいたレイナさん。しかし、長時間にわたって痛みに耐え続けたことで、心身の疲労は限界に近づき、心は今にも折れそうになっていました。
このタイミングで風邪をひき、立ち会いできなかった夫……でもこんなにつらい時こそ「今一番、そばにいてほしい」と思うと、涙がこぼれてしまいます。
医師は、レイナさんの体力を考慮し、陣痛を強めるために陣痛促進剤の使用を決断。
ようやく通された分娩室で促進剤が投与されると、これまでの陣痛とは比べものにならないほど強い痛みの波が押し寄せ、レイナさんは「なに、今の痛すぎ!」と驚愕します。
「1時間後にまた見に来ます」という助産師さんの言葉に「耐えられるかな……」と不安に。結局、促進剤投与し1時間経ってもお産は進まず、さらに量を増やして様子を見ることになり、痛みと疲労とお産が進まない絶望感で気力が尽きてしまうのでした。
▼「いつまで続くの」「早くこの痛みから解放されたい」と思いながら、長時間にわたる陣痛を耐え続けてきたのに、促進剤を使用すると、それまでの痛みが序の口だったことを知る現実は、あまりにも過酷です。
ようやく終わりが見えるかもしれないと願ってから、さらに数時間を過ごす恐怖。心が折れそうになるのも無理はありません。
出産の現場には、外からは見えない壮絶なドラマがあることを、あらためて考えさせられますね。
監修:関根直子(助産師)
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
Reinaさんのマンガは、このほかにもブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。
Reina