担任の古川先生から「仲間外れは絶対にしてはいけない」と注意されたカイトくんたちは、仕方なくゆめくんにゴールをゆずる「接待サッカー」をすることになりました。我慢ばかり強いられるカイトくんたちには不満が募っていき、ついには「あいつ大っ嫌い」と、ゆめくんに強い反感を覚えるようになります。
後日、いつものようにサッカーをしていると、ゆめくんが転んでけがをしてしまいました。しかしカイトくんたちは「いい気味」と嘲笑し、ひとりで保健室へ行かせます。早退したゆめくんからその事実を聞いたお母さんは、「いじめは終わっていないんだ! クソガキども、許さない!」と再び激怒して……。
うちのクラスから不登校を出すわけにはいかない…
















激怒したゆめくんのお母さんは、「立派ないじめです!」と学校に電話をかけ、付き添いがなかったことに対して理不尽な文句をぶつけます。
電話を受けた担任の古川先生は、内心「はぁ、胃が痛い」とウンザリ。「自分のクラスで不登校を出したくない」という思いから、ゆめくんとカイトくんたちの相性が良くないと知りながら「どうしてうまくやってくれないのよ……!」と子どもたちに責任転嫁してしまいます。
結局、ゆめくんのお母さんの勢いに押された先生は「明日の朝の会でしっかり注意します」と約束し、電話を切るのでした。
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先生にもいろいろな事情があるのはわかりますが、大人の都合で子どもに責任を押し付ける姿勢には、少しモヤモヤしてしまいますね。
大人が本当にすべきことは、その場を穏便に収めることではありません。「合わない相手と、どう距離を取りながら関わっていくか」といった、現実の人間関係を生きていくための考え方や方法を子どもたちに伝え、サポートしていくことこそが大切なのではないでしょうか。
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神谷もち