「家系図を持ってきて」義父のひと言に違和感
驚いて理由を尋ねると、「家柄や育ちを確認したい」とのこと。さらに、私だけでなく両親の学歴や職業まで細かく聞かれ、「うちは代々きちんとした家だから」と何度も繰り返されました。その場では空気を壊さないよう受け流しましたが、まるで審査されているようで、強い違和感を覚えました。
後日、夫にすべてを打ち明けると、夫は義両親に「結婚は家柄を比べるものではないし、相手の家族を評価するようなことはやめてほしい」と、はっきり伝えてくれました。
それ以降、露骨な発言は減り、一定の距離を保てるようになりましたが、どこか壁のある関係は続きました。
さらに長男を授かった際には、義母から「うちは代々、長男は祖母が育ててきたのよ」と当然のように言われ、「預けたほうが安心よ」とまで言われました。そのときも、夫が味方になってくれました。
ずっと夫に間に入ってもらっていましたが、その夫が若くして他界。葬儀のあと、義母から再び「うちは代々、長男は〜」という言葉を繰り返され、子どもを取られてしまうのではないかという恐怖と、母親として否定されたような苦しさを感じたのを覚えています。
その後、義実家とは必要最低限の付き合いにとどめています。この経験を通して、違和感を覚えたときは無理に我慢せず、距離の取り方や意思表示を意識することの大切さを学びました。
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結婚は家同士のつながりでもありますが、相手の家柄や育ちを一方的に評価したり、否定したりするような言動は、深い傷につながることがあります。違和感を覚えたときは無理に我慢せず、パートナーと共有したり、必要に応じて距離を取ったりしながら、自分の心を守る選択も大切にしたいですね。
著者:吉田ももこ/40代 女性・会社員。男の子2人を育てる母。趣味はサッカー観戦。
イラスト:ホッター
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年5月)