元々デリカシーがないタイプの夫
思えば、元夫は昔から思ったことをそのまま口にするタイプでした。悪意があるわけではないのですが、「今それ言う?」と思うような発言が多く、私はたびたびモヤモヤ。
しかも厄介なことに、本人にはまったく自覚がありません。私が傷ついた顔をしていても、「冗談なのに」「そんなに怒る?」という反応なのです。悪気がないからこそ話が通じず、私だけがモヤモヤを抱え込むことも少なくありませんでした。
そのうち私は、嫌な気持ちになっても、その場では笑って流す癖がついてしまったのです。
ついに我慢の限界に!
ある日、珍しく生理痛がひどかった私は、ソファで横になって休んでいました。ちょうどそのタイミングで宅配便が届き、私は夫に「ごめん、代わりにお願いしてもいい?」と頼みました。
すると夫は笑いながら、「有酸素運動は体にいいぞ! 動け動け!」と言ったのです。
その瞬間、ずっと飲み込んできたモヤモヤが、一気にあふれ出してしまい……。
「そういうところ、本当に無理!」と、思わず強い口調で言い返してしまいました。すると夫は驚いた顔をして、「え、冗談じゃん」と、ひと言。
本人に悪気がないからこそ、余計にしんどい。私は改めてそう感じたのです。
一緒に暮らしてわかったこと
ただ、少し時間がたって冷静になると、元夫の長所にも改めて気づきました。彼はノンデリなところはあるものの、感情の起伏があまりありません。
私が落ち込んでいるときも必要以上に騒がず、普段から機嫌の波も少ないタイプです。だからこそ、家の空気がピリピリしにくく、私自身が助けられている部分もありました。
もちろん、相手を傷つける発言をしていいわけではありません。でも、「欠点がある=全部ダメ」と決めつけるのではなく、長所と短所の両方を見ることも大切なのだと感じました。
結婚生活の中では、相手に対して「どうしてそんなことを言うの?」と思ってしまう瞬間もあります。しかし、完璧にわかり合うのは難しくても、相手の欠点だけでなく良い部分にも目を向けることで、夫婦関係は少しずつ変わっていくのかもしれない――私の場合はその後、離婚という選択をしましたが、最近はそんなことも感じています。
著者:浦部さくら/50代女性・子育てが一段落したアラフィフ。若いころから鉄欠乏症に悩まされ続けてきたことがきっかけでちょっとした健康オタクに。結婚、出産、育児、健康など経験してきたことや興味のあることなどを突き止めたレポートを執筆中。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年2月)
※AI生成画像を使用しています
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