自転車で送迎中、突然パトカーに止められ…
その日も子どもを迎えに行ったあと、自転車送迎仲間のママ友たちと、子ども連れでお茶をしに行くことになっていました。子どもを後ろに乗せて自転車をこいでいると、後ろからパトカーがやってきました。子どもたちは大喜びで手を振っていましたが、突然「前の自転車、止まりなさい!」という声が聞こえたのです。
私は左側を走っていましたし、子どもにもきちんとヘルメットをかぶせていたので、なぜ止められたのかまったくわかりませんでした。ママ友たちと一緒に止まると、なぜか私だけに「2人乗りは禁止です」と強い口調で言われたのです。
あまりに突然のことで唖然としていると、さらに「あんたよ、あんた!」と怒鳴られてしまいました。わが子はほかの子より少し体が大きめだったので、年齢を勘違いされたのかもしれないと思い、「幼稚園児は同乗しても大丈夫ですよね」と聞いてみました。すると今度は、「本当に幼稚園児?」と疑われてしまったのです。
ただならぬ空気を感じた子どもは、ベソをかき始めてしまいました。私も少しパニックになりかけていたそのとき、一緒にいたママ友が「制服を着ているのを見ればわかるじゃないですか」と助け舟を出してくれました。
さらに私は、園の連絡帳を見せながら、「必要なら幼稚園に確認されますか」と伝えました。すると警察官は「気をつけるように!」と言って、そのまま解放してくれたのです。もしあのときママ友が一緒にいてくれなかったら、もっとパニックになっていたかもしれません。
あとで自転車の基準を確認したところ、後ろに乗せられる条件として、未就学児で身長115cm以下、体重22kg以下といった目安があることを知りました。身長制限には達していませんでしたが、年齢だけでなく、身長も注意しなければならないのだと実感した出来事です。
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自転車での送迎は日常的なことですが、子どもを乗せる際には年齢だけでなく、身長や体重などの条件にも注意が必要です。今回のように年齢を確認されるケースもあるため、慌てずに園の名札や連絡帳など、年齢や通園先がわかるものを提示できると安心かもしれません。万が一のトラブルに備え、使用している自転車やチャイルドシートの条件も改めて確認しておきたいですね。
著者:中村さおり/40代 女性・主婦。2児の母。子どもたちの就寝後に食べる甘いものがやめられない。
イラスト:さくら
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年5月)