夫のSNS写真に違和感…別人のような姿に
ある日、夫のSNSをチェックしていると、珍しく夫自身が写り込んだ写真がアップされていました。それを見た私は、悲鳴を上げそうに……。はっきりとは見えませんでしたが、夫が恐ろしく太ったように感じたのです。
夫に連絡すると、節約のために炭水化物ばかり摂っているからではないかと言われました。仕事も忙しく、不規則な生活を送っているようです。体が心配だったので、そのときは気をつけるように伝え、話を終えました。
病的な太り方を心配し、私と義父母は夫に黙って赴任先を訪ねました。少し様子を見ようと思ったのです。しかし、そこで私たちはとんでもない光景を目にすることになりました。
夫は、節約生活をしているどころか、見るからに高級そうな飲食店から出てきたのです。手には百貨店の紙袋、ハイブランドらしき紙袋まで持っていました。借金返済のために家族で節約しているはずなのに、夫だけがまるで別世界のような生活をしていたのです。
「そっちは?」赴任先で“ある変化”が起きていて
しばらくして夫から、久しぶりに連絡がありました。最近は連絡もよこさず、こちらが連絡しても返事がありません。今日は短時間に何度もかけたので、さすがに折り返してきたようです。
「同居はうまくいっている? 単身赴任になってごめんな……」と、私を心配するような素振りを見せます。「こっちは全然大丈夫!」義両親はいい人たちなので、日々とても良くしてもらっています。私は幸せなのですが、問題なのは……。
「そっちはどう? なんだか変わったようだけど……。借金を抱えているのに、ずいぶんいい生活をしているみたいね」
豪遊三昧の夫…隠していた“お金の出どころ”は
夫は必死にとぼけますが、私たちは赴任先で、夫が高級そうな飲食店から出てくるところを見ています。いくらごまかされても、納得できるはずがありません。節約していると言いながら、買い物まで楽しんでいるように見えました。一体あのお金はどこから出ているのでしょう。
妻にも借金を返済させておきながら、自分は遊びにお金を使っていたなんて……。一体どんな気持ちで楽しんでいたのか、教えてほしいものです。夫を問い詰めると、また投資に手を出し、その儲けで遊んでいたことを白状しました。
まずは借金を返済するのが先なのに、儲けたそばから使ってしまっているだなんて……。そもそも、もう投資には手を出さないと誓ったはず。信じられません。完全にブチ切れた私は夫に「それはおかしい」と伝えましたが、話し合いは平行線。借金を作ったときに離婚すべきだったと、今さらながら思いました。
私が「あなたが変わらないならもう無理。離婚したい」と伝えると、夫も離婚に賛成。「後悔しても知らないぞ」とまで言ってきました。このままいけば借金もあっという間に返せ、私も豪遊生活ができると言うのです。ですが、そんな話を信じられるはずがなく……。
赴任先から突然、帰ってきた夫。その理由は
1週間後、夫は赴任先から戻ってきました。急ぎの用事があったようですが、義両親は夫を家に入れません。当たり前ですよね。あれだけ心配して、借金が少しでも減るよう協力してくれていたのに……。
夫は私に鍵を開けてくれと頼んできましたが、私は外出中でした。すると、夫から電話がかかってきて、「やっぱり離婚したくない」「自分を捨てないでくれ」と急にすがってきたのです。あんなに偉そうなことを言っていたのに、どうしたのでしょうか。
夫は、借金を早く返したくて投資に手を出した、仕方なかったと言い訳を始めました。儲けたお金を渡したかったけれど、投資に手を出したことがバレて幻滅されるのが怖くなり、渡せなかったとも……。
もう離婚は決まったこと。電話を切ろうとしたそのとき、夫の口から思わぬ言葉が……。「俺……マイナスになった」夫が慌てて帰ってきて、急に離婚を取りやめたがった理由がようやくわかりました。自分の損失を、また私や義両親に押しつけるつもりだったのです。今後は絶対に投資はしない、そばで見守っていてほしいと言われましたが、もうお断りです。
その後、義両親の協力もあって離婚が成立。現在は、おひとりさま生活を楽しんでいます。
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投資で一度失敗しているにもかかわらず、家族に隠れて再び手を出していた夫。しかも、借金返済より自分の欲を優先していた姿には、信頼を失っても仕方がないのかもしれません。お金の問題は、夫婦関係そのものを大きく揺るがしますよね。困ったときこそ家族で正直に向き合い、無理のない形で立て直していく方法などを考えたいですね。
【取材時期:2026年5月】
※本記事は、ベビーカレンダーに寄せられた体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。