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産後の退院直後、家に押しかけてきた義母「私のお茶と夕飯を用意して」見ていた義姉が叱り飛ばした結果

娘を出産し、退院して帰宅したときのことです。私を待っていたのは家に泊まる気満々で居座ろうとし、私をまるで家政婦扱いする義母。無神経な夫も義母の味方をする始末で「私の味方はいないんだ」と思いました。しかし暴走する義母をとめてくれた救世主がいたのです!

 

初孫誕生で勝手に泊まろうとする義母

現在4歳の娘が生まれてすぐのころの話です。義実家にとって初孫の娘。車で30分の距離に住む義母は妊娠中から気にかけてくれており、一緒に買い物に行くとほしいベビー用品をすべて購入してくれたことも。子どもの誕生を楽しみにしてくれていて、うれしく思っていました。

 

そして無事娘を出産。私は満身創痍だったのですが、実家の母は仕事が忙しく、「まずは夫婦で協力して生活を整えなさい」と一歩引いてくれていたため、私たちは里帰りをせず、家族3人での静かなスタートを選びました。

 

 

退院の日、出産直後で体はボロボロ、細切れ睡眠による寝不足でもあった私は、家事はほどほどにしてのんびり生活を整えようと考えていました。しかし、夫の迎えでわが家に着くと、玄関の扉が開いて義母が顔を出したのです。私は思わず「えっ? なんでお義母さんがいるの?」と夫に聞きます。夫は「合鍵渡して家で待っててもらったんだ」とあっけらかん。混乱している私をよそに、義母が近づき「初めまして。おばあちゃんよ~! さぁ、お家に入りましょうね」と娘を抱きさっさと家の中へ入ってしまうではありませんか。

 

追いかけるように久しぶりのわが家に入ると、そこにはなぜか隣県に住んでいるはずの義姉まで。夫が「今日退院だから、みんな集まれって呼んだんだよ。賑やかなほうがいいだろ?」と、誇らしげに言います。義姉は「うるさくしてごめんね」と申し訳なさそうでした。

 

 

メロメロな様子で娘を抱っこし続ける義母と、ソファにどかっと座りくつろぎだす夫。何も知らなかった私は、休む場所もありません。さらに、娘を抱っこして離さない義母は、泣き出した娘を私に返そうともせず、「あらあら、おなかが空いたのかしら? あ、〇〇(私)さん、育児用ミルクを作りなさい。あと、ついでに私とお姉ちゃん(義姉)の分のお茶も淹れてくれる?」と、私を家政婦のように扱い始めたのです。

 

休む場所も暇もない状況に我慢の限界が近づくなか、状況を察してか義姉は気を使って「大丈夫だよ、もうお母さんと一緒に帰るね」と言ってくれました。すると義母は「なに言ってるの? せっかく孫に会えたんだから、しばらく泊めてもらうぐらいしないと!」と仰天発言をしたのです! 「ほら、だから〇〇さん(私)、お茶淹れて。ミルクも作らないと、この子泣き止まないわ。あ、あとそろそろ夕飯のお米も炊いたほうがいいんじゃない?」と矢継ぎ早に催促する義母。泊まるのは産後の私を労うためではなく、自分が孫を愛でたいだけの様子でした。

 

夫はというと、「せっかくの初孫なんだから、そのくらいしてあげようよ」と、完全に私の体調より義母の味方をする始末。しかし、夫が何か手伝うそぶりを見せるわけでもありません。義母の自分勝手さにも呆れましたが、全く私のことを気にかけてくれていない夫の態度に私は失望しました。

 

 

すると次の瞬間、義姉が「いい加減にしな! 産後のお嫁さんに接待させるつもり? 今って体をしっかり休める必要がある時期なんじゃないの!? 私は赤ちゃんの顔見せてもらったらすぐ帰るつもりだったよ。産んだことない私でもわかることなのに、なんでお母さんもお兄ちゃんもそんな能天気なの!? ほら帰るよ!」と義母と夫を叱り飛ばし、義母を連れて帰ってくれたのです。独身で子どももいない義姉が、まさかそこまで考えてくれるとは思っておらず、正直驚きました。

 

後日、義姉にこっぴどく説教された夫は、ようやく自分のしたことが「お祝い」ではなく「無神経なおせっかい」だったと気づき、謝罪してきました。

 

義母は「初孫でうれしかったの、ごめんなさいね」と謝ってくれましたが、その後も勝手に高額な習い事を予約しようとしたり、連休直前に「明日から泊まりに行くわね」とこちらの都合も聞かずに泊まり込みを宣言したりと、今でも暴走ぎみです。しかし、義母が不穏な動きを見せるたびに、義姉が即座に釘を刺してくれたり、夫が私の意思を最優先する姿勢を貫いてくれたりするようになったので、トラブルはなんとか防げています。

 

 

産後のデリケートな時期こそ、周囲に遠慮せず「NO」を言うことが大事だと実感した今回の出来事。自分からそれを言えるといいのですが、なかなか言い出せないので、義姉や夫のように周囲に理解してフォローしてくれる人がいると、産後のママは心強いと思いました。この経験を忘れず、いつか誰かを支える立場になったときには、自分の「したいこと」を押し付けるのではなく、産後のママの心と体に本当の意味で寄り添った、温かい見守りができる存在でありたいと強く心に誓った出来事でした。
 

 

著者:北沢真子/30代・主婦。食いしん坊な4歳の娘とわんぱくな1歳の息子のママ。甘いものがやめられずダイエットが続かないことが悩み。

 

作画:yoichigo

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年1月)

 

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