その後、想像以上の激痛が3時間続き、ようやく子宮口が8センチ開いたところで破水。3回のいきみで無事に第一子・リウ君が誕生しました。
産後の入院中は、全身の痛みや後陣痛に苦しみ、産後2日目の夜からは胸の張りによる痛みまで加わって、眠れない日々が続きました。
また、わが子と触れ合う喜びに満たされる一方で、産後の不安定な心は、ある助産師さんの何気ない言動にも大きく揺さぶられていきます。
そして、面会ルールをめぐって認識の違いが生じた際、その助産師さんから「聞く人間違ったわねぇ」とヘラヘラ笑いながら言われたことで、レイナさんは「私が悪いんですか?」と声をあげます。その助産師さんは慌てて謝罪したものの、レイナさんの怒りは簡単にはおさまりませんでした。そして、次の日……。
さらりと明かされた、難産の原因とは?














次の日、担当の医師が病室を訪れ、赤ちゃん誕生のお祝いと、出産を終えたレイナさんへのねぎらいの言葉をかけてくれました。そこで、「赤ちゃんの頭が大きかったこと」と「羊水が多かったこと」が原因で難産だったと聞かされます。
また、医学的に「微弱陣痛体質」という体質があるわけではなく、赤ちゃんの向きや大きさ、ママの疲労など、いくつかの条件が重なって陣痛が強まりにくい状況になっていたようです。
さらに、前日の助産師さんとのやりとりについて、「病院のスタッフが迷惑をかけて、嫌な思いをさせてごめんなさい」と丁寧に謝罪してくれたのです。
実は入院中のママたちの間でも、「あの人は初産の人だけに八つ当たりする」と話題になっていたとのこと。それ以降、レイナさんが顔を合わせることはなくなり、ようやく穏やかな気持ちで入院生活を送れるようになりました。
その後、無事に会陰の抜糸も終わり、少しずつ産後の痛みも和らいできたころ。
面会に来た実母は、愛おしそうに孫を抱きしめながら、
「こんなに可愛い子を見せてくれて、ありがとう」とレイナさんへ感謝の言葉を伝えたのでした。
▼出産直後のママは、心も体もとてもデリケートな状態。だからこそ、周囲の何気ない言葉に深く傷ついてしまうこともあります。そんななかで、医師からの「あなたも赤ちゃんもよく頑張ったわね!」というねぎらいの言葉や、実母から伝えられた「ありがとう」のひと言は、レイナさんの心をそっと救ってくれたのではないでしょうか。
慣れない入院生活だからこそ、何気ないやさしい言葉が、大きな支えになるのかもしれません。私たちも、人の心を温められるような言葉を大切にしていきたいですね。
監修:関根直子(助産師)
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
Reinaさんのマンガは、このほかにもブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。
Reina
