スマホを見ながら歩く若者
ある日、私は駅のホームにいました。ふと目に入ったのは、スマホを見ながら歩いている若者の姿です。
最近ではよく見かける光景だったので、最初は特に気にも留めていませんでした。しかし次の瞬間、その若者が急に立ち止まったのです。
何もない空間に向かって深々とお辞儀
若者は、目の前に誰かがいるわけでもないのに、何もない空間に向かって深々とお辞儀をしました。私は驚いて、二度見してしまいました。「何をしているのだろう」と不思議に思ってよく見ると、どうやらイヤホン越しに誰かと通話しているようでした。
若者はかなり真剣な様子で、「いや、本当にすみませんでした!」と必死に謝っていたのです。
通話相手に向かって頭を下げているつもりだったのかもしれません。けれど、周囲から見ると、何もない場所に向かって謝っているように見えたのです。
直後のガッツポーズに周囲もざわつく
さらに驚いたのは、その直後でした。深々と頭を下げていた若者が、今度は満面の笑みを浮かべ、ガッツポーズをしたのです。
先ほどまで必死に謝っていた姿との変化があまりに大きく、周囲の人たちも一瞬ざわついたようでした。ただ、イヤホンで通話していることに気付いたのか、すぐに何事もなかったかのようにそれぞれの日常へ戻っていきました。
その様子を見て、私も少し笑ってしまいました。一見すると不思議な行動でも、本人にはちゃんと理由があるのだと感じたからです。
まとめ
スマホやイヤホンを通して目の前にいない相手とやりとりすることが当たり前になった今、周囲から見ると少し不思議に映る行動も増えているのかもしれません。けれど、見えている部分だけで判断せず、「何か事情があるのかもしれない」と思える余裕も大切なのだと感じました。周囲の人たちが騒ぎ立てることなく、そっと受け流していた姿も印象に残っています。現代ならではの、少し不思議で、どこか微笑ましい光景でした。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者:田中桃子/50代女性・パート
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年4月)
※一部、AI生成画像を使用しています。
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