家族の教えも大事だけれど…

20代後半の暑いある日、いつもとは違う自分の体臭に気付きました。まるでピアスホールを掃除したときのような独特のにおいでした。
「もしかすると周りにも気付かれるかもしれない」と焦りながら家に戻り、服を脱いで自分の体をくまなく確認しました。すると、おへそを手で触ったときに強いにおいがして、原因はそこにあるようでした。
ショックを受けた私は急いでお風呂に入り、綿棒でおへそを掃除してみました。祖母に「おへそは触るといけない」と言われていたため、奥までは触らないように気を付けながら掃除すると、耳垢のような汚れが取れ、においも少し落ち着きました。
しかしそれ以来、汗をかくと再びおへそから嫌なにおいがすることが増え、どうすればいいか悩むようになりました。そこで私はインターネットで掃除方法を調べ、無理のない範囲でやさしくケアを続けました。
その結果、徐々ににおいが軽減し、今では汗をかいても以前のように強いにおいを放つことはほとんどなくなりました。
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当時、なぜ急におへそがにおうようになったのかははっきりしませんが、汗拭きシートでおへそを強く拭いていたことが影響していたのかもしれません。祖母の言い伝えも大切ですが、適度に掃除して清潔を保つ必要があると実感した出来事でした。
著者:花田華子/30代女性・会社員
イラスト:あさうえさい
40歳で気付いた口臭の原因は

40歳になったころ、歯磨きのたびに出血するようになりました。かといって、大きな痛みがあるわけではありません。一時的なものかなと、そのときはさほど気にしていませんでした。
ところがある日、息子が申し訳なさそうに私に言ったのです。「あのさぁ……お母さん口臭くない? 歯磨きしてる?」と。
「もしかして、歯磨きのたびに出血することも口臭に関係している?」と不安になった私は、早速ネットで「歯磨き 出血」とキーワード検索。すると出てきたのは、歯周病に関する記事でした。
歯磨きのときの出血は、歯茎の炎症が原因だということ、歯茎の炎症は歯周病によって引き起こされる症状だと説明されていました。自分では気付かない口臭に衝撃を受けた私は、久しぶりに歯科医院へ通うことを決意しました。
歯科医院では、虫歯の有無と同時に歯周ポケットと呼ばれる歯茎の溝の深さを測定しました。通常は1~3mmの歯周ポケットも、歯周病で歯茎に炎症が起こると深くなってしまうらしいのです。
私の歯周ポケットは、奥歯の一部が4~5mmまで深くなっていました。今は初期の段階ですが、このまま放っておくと歯周病が進行し、歯を支える骨まで溶かしてしまうと医師から説明を受けました。骨が溶けると、やがて歯が抜け落ちてしまうという話でした。
歯周病を改善するには原因である歯の歯垢や歯石を除去し、自宅で正しくケアする必要があるそうです。歯のX線検査を受け、歯周病について詳しい説明を受けてから、その日は下の歯の歯石を除去してもらいました。その後は歯磨き指導を受けました。
1日の終わりにお口のケアを30分
歯周病と口臭をなんとか改善したく、その日から毎食後、歯間ブラシを使ったケアを始めました。1日の終わりは特に念入りに、デンタルフロスと舌ブラシも併用します。仕上げは「コンクールF」という薬用マウスウォッシュでブクブクうがい。虫歯菌や歯周病菌の増殖を抑え、口臭を予防する働きもあるそうです。
これらのケアをすべておこなうと、およそ30分ほどかかります。面倒くさいと感じるときもありましたが、歯周病は歯の見た目にも影響する病気です。
2回目の受診は、初診から2週間後。「ずいぶん歯茎の腫れが引いていますよ」という医師の言葉に、日々のケアの成果が出たんだ!とうれしくなりました。
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これまで歯科医院は、歯が痛くなってから行くものだと思っていました。しかし、今回の歯周病をきっかけに、病気の予防のために行くところだと考え方が変わりました。歯周病治療が終わった今も、3カ月に1度は定期検診として通うことになっています。
息子に恐る恐る口臭のことを聞いてみると「そんなこと言ったっけ、忘れてた。別に臭くないよー」とのこと。言った本人が忘れているなんて!と思いましたが、口臭が改善されているようなのでひとまずホッとしました。
監修/川田悟司先生(川田歯科医院院長)
川田歯科医院院長。咬み合わせ認定医。長年に渡り、咬合診査・診断をおこなう。
著者/原田祥子/40代・ライター。2児の母。お酒と猫をこよなく愛する。ストロング系のお酒はキツくなり、元気においしく飲むために、そろそろ健康に気をつかわねばと思う日々。
イラスト:村澤綾香
同僚のひと言で気付いた35歳の加齢臭

35歳を迎えたころ、私は自分の体臭が気になり始めました。特に、仕事が終わって家に帰るときや、友人と食事に行くときに、自分の体臭が気になることが増えてきました。最初は気のせいかと思っていましたが、ある日、同僚が「最近、何か香水変えた?」と聞いてきたときに、これは本当に問題かもしれないと感じました。
インターネットで「加齢臭」について調べ始めました。そこで知ったのは、加齢臭は年齢とともに自然に発生するもので、特に40代から50代にかけて強くなるということでした。
しかし、35歳でも感じることがあると知り、少し安心しました。同時に、どう対策を取るべきかを真剣に考え始めました。
加齢臭対策で生活習慣を見直し
まず、食生活を見直すことにしました。脂っこい食べ物や肉類を控え、野菜や果物を多くとるように心がけました。また、毎日の入浴時には、加齢臭対策用のボディソープを使うようにしました。特に、ミョウバンや柿渋エキスが含まれているものがにおい対策に役立つと知り、それを選びました。
次に、衣類のケアにも気をつかうようになりました。汗をかいたらすぐに着替えることや、洗濯時には抗菌成分を含む洗剤を使うことを心がけました。また、通気性の良い素材の服を選ぶようにし、特に夏場はこまめにシャワーを浴びるようにしました。
これらの対策を続けるうちに、少しずつ自分の体臭が気にならなくなってきました。同僚や友人からも「最近、いい香りがするね」と言われることが増え、自信を取り戻すことができました。
加齢臭は避けられないものかもしれませんが、適切なケアをすることで、十分にコントロールできることを実感しました。
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自分の体臭に対する意識を持ち、積極的に対策を取ることの重要性を感じました。 これからも健康的な生活習慣を続け、自分自身を大切にしていきたいと思います。
著者:園田ゆう/30代女性・会社員
イラスト:きりぷち
まとめ
年齢を重ねると、多かれ少なかれにおい問題は生じるものです。においは悩みの種ではある一方で、体の不調を知らせてくれる大切なサイン。心配しすぎず、指摘された場合は的確にケアをして、におい改善につなげたいですね。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
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