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「突然、できものが破裂」ワンオペ育児で受診できず、数カ月後に医師に言われたこと【医師解説あり】

デリケートゾーンにできた粉瘤(ふんりゅう/皮膚の下に袋状の嚢腫ができ、剥がれ落ちた角質や皮脂が袋の中にたまってできた良性の腫瘍)。ある日、思いがけないトラブルが起きました。しかし当時はワンオペ育児の真っ最中で、自分のことは二の次。数カ月後、ようやく受診した私に医師がかけた言葉とは……。【医師解説あり】

この記事の監修者
監修者プロファイル

医師久野 賀子先生
PRIDE CLINIC 医師

PRIDE CLINIC 院長。長年にわたり大手美容クリニックで通常の美容皮膚科診療だけでなく、新入職医師の指導や、VIP対応などをおこなっている。それらの経験を通じ、気軽に先進的な治療を受けていただける、自由で明るいクリニックを目指している。
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デリケートゾーンにできていた粉瘤

デリケートゾーンに粉瘤ができたのは、息子がまだ1歳のころです。当時はほぼワンオペで育児をしており、自分の体の不調に向き合う余裕がありませんでした。

 

ある冬の寒い夜、粉瘤が突然破れてしまいました。驚きましたが、小さな子どもを見ながらすぐに病院へ行くことはできず、十分な処置もできないまま、様子を見るしかありませんでした。

 

化膿してしまった傷と重なる生理

そのまま過ごしているうちに、傷口は化膿してしまいました。さらにタイミングの悪いことに、生理も重なり、体の不快感は強くなるばかりでした。痛みや不安を感じながらも、目の前の育児を優先するしかありませんでした。自分の体のことを後回しにしたまま、日々を過ごしていました。

 

 

数カ月後、ようやく受診

結局、病院を受診できたのは2カ月後のことでした。有給休暇を取って、ようやく粉瘤の切除手術を受けることができました。診察室で医師から言われたのは「ここまで放置するのはよくない」という言葉でした。

 

育児に必死だったとはいえ、自分の体調を長く我慢してしまっていたことを強く反省しました。

 

まとめ

今回の経験を通して、体の異変を感じたときは「まだ大丈夫」と過信せず、早めに受診することの大切さを身に染みて実感しました。

 

小さな子どもを育てていると、どうしても自分のケアは後回しになりがちです。けれど、自分が倒れてしまっては育児もままなりません。これからは自分の体の違和感も大切なサインとして受け止め、無理をしすぎないよう自分自身をいたわっていきたいと思います。

 

医師による解説:できものの放置は危険

皮膚の下にできる袋状のできもの(粉瘤など)は、良性であっても自然に消えることはありません。放置していると徐々に大きくなったり、今回の体験談のように袋が破裂して、周囲の組織に激しい炎症や化膿を引き起こす「炎症性粉瘤(えんしょうせいふんりゅう)」へと悪化したりするリスクがあります。

 

特にデリケートゾーンは生理などで蒸れやすく、細菌が繁殖しやすい環境のため、炎症が重症化しやすい傾向があります。育児や仕事で忙しい時期は、自分の体の異変を後回しにしがちですが、痛みや腫れ、違和感などの「体からのサイン」は逃さず、早めに皮膚科医にご相談ください。早期発見・早期治療が、結果として心身の負担を減らし、健やかな毎日につながります。

 

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

監修:久野 賀子先生(PRIDE CLINIC 医師)

著者:七瀬愛美/30代女性・会社員

イラスト:藤まる

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年4月)

 

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