

生理痛で動けない…でも薬がない!
私はもともと生理が重いタイプで、ひどい日は一日中寝込んでしまうこともありました。そのため、いつもなら薬を切らさないよう気をつけていたのですが……そのときに限って、ストックがひとつもなかったのです。
しかもタイミング悪く、その日は生理痛がかなりつらくて……。ベッドの上で「イタタタ……」とうずくまる私に、夫は「大丈夫!?」とオロオロ。
付き合っていたころから「生理のときは体調が悪くなる」とは伝えていたものの、ここまで苦しんでいる姿を見るのは初めてで、かなり驚いたようでした。
「薬買ってきて!」夫が猛ダッシュ!
本当なら自分で薬局へ行きたかったのですが、とても動ける状態ではありませんでした。それでも、「薬を買ってきてもらうなんて申し訳ない」と思ってしまい、「少し寝れば治るかな」と、できるだけ我慢していたのです。
ですが、痛みはどんどん強くなるばかり。さすがに限界を感じた私は、夫に「薬局で痛み止めを買ってきてくれない?」とお願いしました。
すると夫は、「わかった! すぐ行ってくる!」と、まるで一大ミッションを任されたかのように猛ダッシュで家を飛び出していったのです。
ところが――。
手ぶらで帰宅!?
安心したのも束の間、家を出たはずの夫が、数分後に猛ダッシュで戻ってきたのです。「どうしたの!?」と驚く私に、夫は息を切らしながらこう言いました。
「生理痛に効く薬くださいって言ったら、いっぱいあって店員さんも困ってた! どれがいいの!?」
どうやら焦るあまり、薬の名前を聞かずに飛び出してしまったようです。私も痛みで余裕がなく、普段飲んでいる薬を伝え忘れていました。
その後、いつもの薬の名前を伝えると、夫は再び猛ダッシュ。無事に薬を買って帰ってきてくれました。
薬を飲んで少し落ち着いた私は、「ありがとう」と夫にお礼を伝えました。すると夫は、どこかホッとしたような顔をしていて……その姿を見て、つらかったはずなのに少し笑ってしまったのを覚えています。
まとめ
あの日は、夫が薬局と家を何度も猛ダッシュするという思わぬハプニングもありましたが、「なんとかしてあげたい」と必死に動いてくれる気持ちがとてもうれしかったです。
一緒に暮らし始めたばかりのころだったからこそ、お互いに知らないことや慣れないことも多かったのだと思います。今振り返ると、こうした小さな出来事を重ねながら、少しずつ夫婦になっていったのかもしれません。
著者:松茉莉花/40代女性・栄養士資格保持。趣味は執筆とお菓子作り。執筆を続けながら、小さなカフェとお菓子のオンライン販売をするのが目標。
作画:まっふ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年3月)
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