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小1の壁・移動版!?子乗せ自転車「小学校入学前まで」は変わるのか?ママからは「現実的に厳しい」の声

「小学校に入学したら、もう子乗せ自転車には乗せられないの?」

保育園や幼稚園の送迎で子乗せ自転車を毎日のように使ってきた家庭にとって、子どもの小学校入学はひとつの区切りです。とはいえ、入学したその日から子どもがひとりで安全に移動できるとは限りません。

学童への送迎、きょうだいの保育園送迎、習い事や通院、買い物など、子育て家庭にはさまざまな事情があります。

今回、子乗せ自転車の同乗ルールが注目されている背景には、2026年4月1日から、16歳以上の自転車運転者を対象に、交通反則通告制度、いわゆる青切符制度が適用されたことがあります。

 

青切符制度とは、比較的軽い交通違反について、一定期間内に反則金を納めることで、通常の刑事手続に進まずに処理される仕組みです。自転車についても、信号無視や一時不停止、ながらスマホなどの違反が対象となり、交通ルールを守る意識を高めるために導入されました。

 

これまで自転車の違反は、警察官による指導や警告にとどまるケースも多く、車やバイクに比べて「違反として処理される」という意識を持ちにくかった人も少なくないでしょう。しかし青切符の導入により、自転車の交通違反にも反則金という形で具体的なペナルティが示されることになりました。

 

そのため、子乗せ自転車を日常的に使っている保護者の間でも、「小学生を幼児用座席に乗せるのは違反になるの?」「送迎でどうしても必要な場合はどうしたらいいの?」といった不安の声も出ています。

現行ルールでは「小学校入学前まで」

現在、子どもを自転車の幼児用座席に乗せられるのは、基本的に「小学校就学の始期に達するまで」とされています。つまり、6歳の誕生日を迎えたらすぐに乗れなくなるというより、6歳に達する日の属する年度の3月31日まで、いわゆる小学校入学前までが目安です。

 

そのため、保育園や幼稚園の年長までは子乗せ自転車で送迎できても、小学校に入学すると原則として幼児用座席への同乗はできなくなります。しかし、実際の子育て家庭では「小学生になったから、今日から急に一人で移動してね」とはいかない場面も少なくありません。

 

特に入学直後の1年生は、学童への移動が必要だったり、夕方以降の習い事や通院に保護者の送迎が必要だったりするでしょう。下の子の保育園送迎と重なる家庭では、移動手段の確保がさらに大きな課題になります。

 

子育て家庭からすれば、ルールを無視したいわけではありません。むしろ、子どもの安全を守りながら、現実的に送迎や移動をどう成り立たせるかという差し迫った問題なのです。

 

こうした状況を受け、国家公安委員長は、自転車の幼児用座席に同乗できる子どもの範囲を広げてほしいという要望があるとして、見直しの可否について検討を進めるよう警察庁を指導する考えを示しました。

 

現時点で対象拡大が決まったわけではありませんが、青切符制度の導入をきっかけに、これまで見過ごされがちだった子乗せ自転車の同乗ルールについて、改めて議論が始まっている状況です。

 

年齢だけでなく、体重や安全性も課題に

一方で、単純に「小学生も乗せられるようにすればよい」という話でもありません。

 

製品安全協会のSG基準では、自転車用幼児座席の適用範囲は、体重8kg以上24kg以下で、年齢は1歳以上、小学校就学の始期に達するまでの者とされています(ただし、前用座席は15kg以下、後ろ用座席は24kg以下と、座席の種類によって体重の上限が異なる)。

 

子どもの体格には個人差があり、7歳、8歳でも24kg未満の子どもがいる一方、6歳でも24kgを超える子どもがいます。そのため、安全性を考えるうえでは、年齢だけでなく、体重や体格も重要な判断材料になるのです。

 

子どもの体重が増えれば、自転車のバランスは崩れやすくなります。走行中だけでなく、乗せ降ろしの際に自転車が倒れるリスクもあるでしょう。

 

さらに、子どもの脚が道路上の構造物などに接触し、大腿骨を骨折するような事故も起きており、座席の設計や乗せ方、運転の仕方にも注意が必要です。

 

仮に今後、年齢制限が緩和されるとしても、「大きい子を乗せても必ず安全」という意味ではありません。使用している自転車や幼児用座席の取扱説明書を確認し、体重・身長の上限、シートベルト、ヘルメットの着用などを守ることが欠かせません。

ママの声

ベビーカレンダーが子育て中のママを対象におこなったアンケートでも、この「子乗せ自転車問題」に対する戸惑いの声が複数寄せられました。

 

・子乗せ自転車で車道を走るとして、もし転倒したり子どもが転落したりしたら怖い。

 

・小学生の子どもを自転車に乗せられないのは不便に感じる。わが子は小柄で、2年生ですがまだ20キロもありません。お友だちの弟(4歳、20キロ)は乗せていいのに、小学生だからダメというのは理不尽に感じます。

 

・小学生低学年までは自転車に乗せられるとありがたい。周りのママ友たちもとても困っていて、小学生でまだ自転車に乗れない子や車の免許を持っていないママなど移動に手間が掛かると言っていた。

 

子乗せ自転車は、保育園や幼稚園、学童、習い事、買い物、通院など、日々の暮らしを支える大切な移動手段。一方で、子どもを乗せて走る以上、安全性の確保は最優先です。

 

年齢だけで線を引くのか、体重や身長、自転車や座席の安全基準をどう考えるのか——今回の見直し検討は、子育て家庭の現実と安全面の両方を見直すきっかけになるかもしれません。

 

小学校入学後の送迎に悩む家庭にとって、今後の議論は大きな関心事です。ルールが生活実態に合った形で整えられるのか、引き続き注目していきたいですね。

 

※AI生成画像を使用しています

※アンケート実施期間:2026年5月23日〜27日(子どもが1人以上いるママ対象:212名)

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