エスカレートするママ友の要求
私は「えっなんで?近くに自販機があるのに?」と驚きつつも、この日は暑く水分補給はこまめにしたほうが良いと思い私の未開封のペットボトルの水をあげることにしました。しかし、この日以降A君ママは何か欲しい物があると、私にお願いをしてくるようになったのです。最初は飲み物やお菓子を「息子にも一口あげて」程度だったのが、幼稚園で使用する素材や道具を分けて欲しいと言ってきたり、娘が使わなくなった服や靴をA君ママの姪っ子に欲しいと要求するようになったのです。モヤモヤを感じつつも、月に1回程度のお願いだったため、渡してあげていたのですがA君ママからのお返しはありませんでした。
そして娘が年長になったときのこと。お迎え時にA君ママが少し困った顔で「ちょっとお金貸してくれない?」と言ってきました。理由を聞くと今月の保育料をまだ払っておらず幼稚園の先生に会いづらいとのことでした。A君のことは心配でしたが、ここでお金を貸してしまうとさらにエスカレートしてしまうと思い私は心を鬼にして「ゴメンね。今回は難しいよ」と伝え、その日以降他のママ友には事情を話し、A君ママと関わる事をやめました。
◇ ◇ ◇
A君ママにあげたものは、お菓子や飲み物や衣類だったため、返してもらう事ができない物ばかりでしたが、もしあのままお金を貸していたらきっと返って来なかったと思います。また他のママ友に事情を話した時にはそんな事があったなんて……と全員が驚いていた為、A君ママは私にしかお願いをしていなかったのだと分かりました。私自身の曖昧な態度も悪かったなと反省し、今後のママ友との関係には気を付けようと思いました。
著者:長谷川美樹/30代女性・会社員/夫と娘と3人で暮らす会社員。フルタイムで働きながら毎日慌ただしく過ごしている。
イラスト:さくら
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年5月)
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