憧れのスマホをゲット!
大学3年生のころ、私はまだガラケーを使っていました。周囲では少しずつスマホを持つ人が増え始め、「私も欲しいな」と思っていたある日、アルバイト先の先輩から「うちの会社でスマホ契約できるけど、興味ある?」と、声をかけられたのです。
当時の私は大興奮。料金プランを聞くと、アルバイト代でもなんとか払えそうな金額でした。ガラケー代は親が払ってくれていたため、「しばらくは2台持ちでもいいかも!」と勢いで契約。こうして私は、人生初のスマホを手に入れました。
そしてそのころ、もうひとつ“人生初”だったものがあります。――それは、初めての彼氏です。
大事なスマホが!
彼は3歳年上で、先輩の紹介で知り合いました。付き合いたては毎日が新鮮で、連絡がくるたびにドキドキしていたのですが、徐々に価値観の違いが見えるようになってきました。
そしてある日、私は彼と付き合い始めたころに買ったスマホを、砂利道に落としてしまいました。
スマホケースも保護フィルムもつけていなかったため、画面は見事にバキバキ。学生だった私は修理代も払えず、画面が割れたスマホをそのまま使い続けました。
その少し後――彼とは別れることに。今思えばただの偶然なのですが、当時の私には、恋愛が壊れるタイミングに合わせるようにスマホまで壊れたように感じられて、妙にゾッとしたのを覚えています。
次は…水没!?
その後、私は現在の夫と出会いました。
夫とは自然体でいられ、一緒にいて安心できる関係。夫と付き合い始めたころ、ようやく新しいスマホへ機種変更することもでき、「これでやっと快適!」と思っていたのですが……。
交際から1年ほど経ったころ、一時的に関係がギクシャクしたことがありました。すると今度は、スマホを水没させてしまったのです。
「またこのタイミング!?」さすがに偶然だとは思いつつも、「もしかして別れの前兆かも……」と、嫌な予感が頭をよぎりました。
幸いスマホは修理で復活し、夫との関係もその後きちんと話し合って修復。結果的に、私たちはそのまま結婚することになりました。
そして不思議なことに、結婚後はスマホを大きく壊すこともなくなったのです。
今振り返ると、スマホが壊れたこと自体は単なる偶然だったのだと思います。ですが、恋愛がうまくいっていないときほど気持ちに余裕がなくなり、注意力まで散漫になっていたのかもしれません。
当時は「なんで毎回こんなタイミングで!?」と本気で驚いていましたが、今ではそれも含めて懐かしい思い出です。
それ以来、「最近ちょっと余裕がないかも」と感じたときほど、無理をせず、一度立ち止まることを意識するようになりました。スマホも人間関係も、大切に扱うには“心の余裕”が必要なのだと感じています。
著者:都うめこ/30代女性・2017年生まれの男の子、2019年生まれの女の子を育てるママ。転勤族の夫に帯同しながら、ライターとして公園レポートや子育てのエピソードを執筆している。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年2月)
※AI生成画像を使用しています
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