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「指入れますねー」え!出産直前、助産師の言葉にギョッとしたのも束の間…後悔したワケは?

妊娠中は、出産時にうんちが出てしまったという体験談をどこか他人事のように感じていました。まさか、自分が盛大に便を漏らしてしまうとは思いもしなかったのです。医師の言うことをしっかり守っていたら、あんなことにはならなかったかもしれません……。

この記事の監修者
監修者プロファイル

助産師松田玲子

医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
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SNSで見かけた情報を信じてしまい…

妊娠中はひどい便秘になってしまい、産院から便秘薬を2種類処方されました。医師から1種類の薬は毎日服用するように言われ、もし飲み続けても便が出ないようであれば、もう1種類の強めの薬も服用するよう説明を受けました。

 

しかし、「便秘薬(私が処方していただいた薬)を服用する際は量を調整しないと胎児へ影響が出る可能性があるため、なるべく避けたほうが良い」とSNSで見た情報を、初めての妊娠で神経質になっていた私は鵜呑みにしてしまい、先生から受けた説明を無視してしまったのです。

 

毎日飲むように処方された薬は2日に1度、もう1種類の強めの薬はおなかの赤ちゃんに良くないと思い込み、出産するまで1度も服用しませんでした。

 

※妊娠中はホルモンや大きくなった子宮の影響などで便秘になりやすくなります。医師が処方した下剤であれば内服して大丈夫です。下剤の成分が胎児へ影響することはありませんが、大量に服用すると子宮収縮を誘発する可能性があるので、医師に指示された通りに服用しましょう。

 

 

便秘のまま迎えた出産

その日、夜中の1時におなかを壊したような痛みに襲われました。最初は便秘による腹痛かと思いトイレに行きましたが、便が出たあとも腹痛は続きました。痛みの感覚がはっきりしてきたことで陣痛だと確信し産院へ。

 

助産師さんから体調チェックをされた際、便がすごく溜まっているから出産前にトイレへ行くよう促されたのです。しかし、そのころには陣痛の痛みに耐えられず、ひとりで便座に座ることすらままなりませんでした。結局、便が溜まっているまま出産することに……。

 

 
 

助産師さんにうんちをかき出される

分娩台へのぼると、助産師さんが「便がすごく溜まっているから、産む前に出しちゃいましょう! 指入れますね~!」と言ったのです。ぎょっとしましたが、時すでに遅し。助産師さんがグリグリと円を描くように指で便をかき出したのです。

 

体感時間でいうと5分間、陣痛に勝る痛みに叫びました。私のほうからは見えませんでしたが、助産師さんが指を動かしている間、私の意思とは関係なく便が出てしまっている感覚がありました。少しですが、臭いもしたのです。しかし、助産師さんは天使の笑顔で「慣れてますから大丈夫ですよ~!」と言ってくれたのです。

 

助産師さんのやさしさと、コロナ禍の影響で立ち会い出産ではなかったことが救いでした。助産師さんのおかげですっきりした私は、何とか無事に出産することができたのでした。

 

 

調べると大体のことがわかる便利な時代ですが、情報に惑わされることも多いと感じます。産院の先生に言われたことをしっかり守っていたら、助産師さんにご迷惑をお掛けすることなく、便を漏らさずに済んだかもしれません。これを反面教師にして、SNSから得た知識はほどほどに、医師や専門家からの診断を大切にしようと思った体験でした。

 

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

 

監修:松田玲子(助産師)

著者:米久熊代/30代女性・主婦。1歳男児の母。人材会社や人事の仕事を経験し、夫の転勤を機に退職。現在はフリーランスとして前職関係の仕事とライターをしながら、プレママ・新米ママ向けブログを運営中。

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています

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