離乳食開始は遅れてもOK?小児科医がムダ育児を省きます/離乳食後編【ラクに楽しく♪特集】

2020/01/11 12:30
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多くのママが「育児が大変! つらい!」と思うことについて、3児の母である小児科医がラクになる方法をアドバイス! ママ目線で「ここまでならラクしてOK」というポイントをお伝えします。今回は【離乳食後編】です。
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離乳食のイメージ

 

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離乳食は5~6カ月ごろ(離乳食初期)〜1歳~1歳6カ月ごろ(離乳食完了期)と分かれ、段階に合わせて気をつけるポイントもたくさん。うまく進まずに悩んでいるママも多いのではないでしょうか。毎日の育児を笑顔で楽しく続けられるように、ほんの少し肩の力を抜いてラクをしてみませんか? 多くのママたちが大変と感じているお世話のなかで「この育児はしなくて大丈夫」「ここまでならラクをしてOK」というポイントを、小児科医であり、3児の母でもあるさくらんぼこどもクリニックの三日市薫先生が紹介します。第6回目は離乳食後編です!

 

ここが大変①他のお世話に手一杯で離乳食を始める余裕がない

離乳食のイメージ

 

遅れても挽回可能!ぜひベビーフードを活用して

離乳食のスタートは5~6カ月ごろが目安。本来はこの時期に始めるのが理想ですが、もし余裕がなくてスタートが7カ月ごろに遅れてしまっても大丈夫です。離乳食は5~6カ月ごろ(離乳食初期)〜1歳~1歳6カ月ごろ(離乳食完了期)と分かれ、それぞれ月齢の目安が設定されています。遅れて始めても、月齢に応じて噛む力も強くなっているので、その時点の月齢相当の段階、または少し前の段階から始めれば大丈夫です。

 

例えば、7カ月から始める場合は、おかゆも5~6カ月ごろ(離乳食初期)向けのドロドロの状態から始めなくても、7~8カ月ごろ(離乳食中期)向けの舌でつぶせる固さから慣らしていきましょう。ただし、初めての食材は1日1回1さじ(赤ちゃん用スプーン1さじ)ずつです。様子を見ながら食べさせるようにしてください。上手にモグモグできないようであれば、5~6カ月ごろ(離乳食初期)向けのドロドロ状態のメニューから進めましょう。

 

とはいえ、離乳食を始めず母乳や育児用ミルクだけでは栄養が足りなくなり、体重が十分に増えなくなってしまいます。7カ月ごろまでには開始するようにしましょう。

 

離乳食は手作りしなければならない、と思うママは多いかと思いますが、そんなママはぜひベビーフードを活用してみてください。昨年、12年ぶりに改訂された「授乳・離乳の支援ガイド」(厚生労働省発表)では、離乳食の手作りが負担に感じる場合には、ベビーフードの利用をすすめています。固さや味つけの目安も参考になりますよ。

 

ここが大変②レパートリーがなくて同じメニューばかりになってしまう

1品だけ、味つけを変えるだけでOK

毎回メニューをすべて変える必要はありませんが、さまざまな食材に挑戦して食べられる物を増やすのも離乳食では大切なことです。ベビーフードやフリージング(まとめて調理して冷凍した物)を活用しながら、1品だけでも変える工夫をしてみましょう。

 

同じ食材でも味噌やしょうゆなど味つけを変えるだけで、バリエーションも増えます。味噌やしょうゆはごく少量であれば、7~8カ月ごろ(離乳食中期)から与えることができます。

 

ここが大変③おやつを準備するのが面倒

ヨーグルト

 

ヨーグルトなど市販品を活用

決して手作りである必要はありませんが、気をつけたいのはおやつの内容です。おやつというとお菓子をイメージしがちですが、子どもにとってのおやつは「第4の食事」です。3度の食事だけでは必要な栄養を摂りきれないため、補食(食事を補う)として大切なものです。市販の物であれば、ヨーグルトや果物、チーズなどがおすすめです。

 

大人用のお菓子は特別なときに

お菓子ならば赤ちゃん用を選びましょう。大人用のお菓子は味が濃く脂肪分やカロリーも高く、赤ちゃんには向いていません。特に甘いものは血糖値が上がりやすいため、すぐにおなかがいっぱいになり必要な量を食べることができなくなります。また急激に血糖値が下がるため、次の食事時間より前におなかが空いてしまう場合があります。1歳~1歳6カ月(離乳食完了期)以降で、旅行やイベントなど特別なときに少量のみを与える程度にしておきましょう。

 

まとめ

赤ちゃんのお世話や自分の生活もあるなかで、手間暇をかけて離乳食を準備するのは大変なことです。手作りだから離乳食がスムーズにいくわけでもありません。つらいときはベビーフードや市販のものを活用しつつ、ママがやりやすいように進めていきましょう。

 

監修者

医師 三日市 薫 先生

小児科 | さくらんぼこどもクリニック院長


東京女子医科大学卒業、東京大学医学部附属病院、日本赤十字社医療センター、川崎市の保健所勤務などを経て、東京・府中市にさくらんぼこどもクリニックを開院。3人のお子さんをもつ母親でもあり、地域の方々と一緒に病気を考え、子育てができる環境づくりに励んでいる。


著者

ライター 大浦綾子


2015年8月生まれの男児の母。出版社勤務を経てフリーの編集・ライターに。「夜の寝かしつけ後に仕事を残さない!」を目標に日々奮闘中。



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