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還暦の若作りを家族に指摘され、写真で確認…背中が教えてくれた自分に合う装いは【体験談】

私が60歳を迎えたころのことです。久しぶりに職場の同僚と食事に行く機会があり、せっかくなら少しおしゃれをして出かけようと思いました。そこで選んだのは、若いころによく着ていた明るい色のシャツと細身のジーンズ。鏡の前では「まだまだいけるかもしれない」と感じ、少し浮き立つような気持ちで準備をしていました。

若いころの服で出かけようとした私

その日、私は久しぶりの外出を楽しみにしていました。同僚との食事会ということもあり、普段より少しだけ気合を入れたい気持ちがありました。クローゼットを開け、昔よく着ていた明るい色のシャツと、細身のジーンズを手に取りました。

 

鏡の前で合わせてみたときは、自分ではそれほど違和感がないように思えました。むしろ、「まだこういう服も着られるのでは」と、少しうれしくなったほどです。ところが、その格好でリビングに入った瞬間、空気が変わりました。妻と娘が、同時に言葉を失ったように固まったのです。

 

娘は少し言いにくそうにしながら、「ウソでしょ……お父さん、どこに行くつもり?」と聞いてきました。妻も苦笑いを浮かべながら、「昔の写真からそのまま出てきたみたいよ」と言いました。

 

最初の私は、2人が冗談を言っているのだと思って笑っていました。ですが、妻と娘の表情は思っていた以上に真剣でした。

 

写真で見えた、自分では気付かなかった姿

娘は「一度、後ろ姿を見てみたほうがいいかも」と言い、スマホで私の姿を撮って見せてくれました。画面に映っていたのは、自分が想像していた姿とは少し違う私でした。

 

細身のジーンズは太もも周りが張って見え、明るい色のシャツも、今の自分には少し派手に感じました。全体の印象も、私が思っていたような「若々しい服装」ではなく、どこか無理をしているように見えたのです。その瞬間、私は言葉を失いました。

 

鏡で正面から見たときには気付かなかった体型の変化や服の雰囲気とのずれが、写真でははっきりと見えていました。若いころと同じ感覚で服を選んでいたことに、ようやく気付かされた気がしました。

 

 

娘が選んでくれた服で向かった食事会

結局、私は娘が選んでくれた落ち着いた色のシャツとジャケットに着替えることにしました。最初は少し悔しさもありましたが、着替えて鏡を見ると、不思議と気持ちが落ち着きました。派手さはありませんが、今の自分にはこちらのほうが自然に見えました。

 

そのまま食事会へ向かうと、同僚から「そのジャケット、似合っていますね」と声をかけられました。何げないひと言でしたが、内心とてもホッとしました。

 

帰宅後、妻が「無理に若く見せようとしなくても、年齢に合ったおしゃれはできるのよ」とやさしく言ってくれました。若く見せようとすることばかりに気を取られていましたが、大切なのは昔の自分に戻ろうとすることではなく、今の自分に合うものを選ぶことなのだと感じました。

 

まとめ

年齢を重ねれば、体型や雰囲気が少しずつ変わっていくのは自然なことです。その変化に目をそらさず、今の自分に合う服を選ぶことも、年齢を重ねたからこそできるおしゃれなのかもしれないと思いました。家族の率直な言葉は、そのときは耳が痛い言葉でしたが、自分では見えなかった姿を教えてくれる大切な助言でもありました。これからは、若いころの感覚だけに頼るのではなく、今の自分にしっくりくる装いを楽しんでいきたいと思っています。

 

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

 

著者:山田信介/60代男性・会社員

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年4月)

※一部、AI生成画像を使用しています。

 

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シニアカレンダー編集部

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