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「オートロックなら安心のはずだった」安さと立地で選んだ部屋で見えてきた街の怖さとは

大学時代、1人暮らしを始めた私は、立地のよさと家賃の安さにひかれて物件を選びました。ところが、暮らし始めてしばらくすると、その街に抱いていた印象は少しずつ変わっていったのです。

 

安さにひかれて選んだ街

大学時代、私が住んでいたのは、市内でも治安があまりよくないと言われている地域でした。夜は女性が1人で歩かないほうがいい、女性の1人暮らしならオートロック付きの物件を選んだほうがいい、といった話を耳にすることも多かったため、私もオートロック付きマンションの7階に住むことにしました。

 

住み始めた当初は特に気になることもなく、安心して暮らしていました。ところが、時間がたつにつれて、その地域ならではの不安を感じる出来事が少しずつ増えていったのです。

 

オートロックでも消えない不安

同じマンションの下の階では大喧嘩が起き、夜中に窓ガラスが駐車場に投げ込まれたことがありました。夫婦喧嘩がきっかけでボヤ騒ぎになったこともあります。さらに、オートロックを越えて宗教の勧誘が来ることもあり、住み始めたころに抱いていた安心感は次第に薄れていきました。

 

家の近くのコンビニまでは徒歩5分ほどでしたが、その道のりさえ落ち着いて歩けるとは言いがたい環境でした。近所でトラブルが起きて警察が来ることも珍しくなく、夜になると不安を感じることが増えていきました。

 

 

引っ越しの最後まで残った後味

暴走族も多く、自宅の近くで子どもを巻き込んだ死亡事故が起きたときには、「もうここに住み続けるのは難しいかもしれない」と強く感じました。

 

その後まもなく結婚が決まり、引っ越しの話も自然と進んでいきました。けれど、引っ越しに伴って出した大型ごみまで、回収される前に誰かに持っていかれてしまい、最後の最後まで後味の悪さが残りました。

 

立地のよさと家賃の安さにひかれて選んだ場所でしたが、実際に暮らしてみて、住みやすさは家賃や立地だけでは決まらないのだと実感しました。あの経験があってからは、金額だけで決めず、自分が安心して暮らせるかどうかも大切にして住まいを選ぶようになりました。

 

まとめ

家賃や立地の条件だけで決めた住まいでも、実際に暮らしてみないと見えてこないことがあるのだと感じました。あのときの経験があったからこそ、今は目先の条件だけでなく、安心して過ごせるかどうかをより大事に考えるようになりました。

 

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

 

著者:田畑りさ/30代女性・会社員

イラスト:マメ美

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年4月)

 

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