新居生活からまもなく長男出産のため里帰り
友人は、夫と3歳の長女、生後5カ月になる長男との4人暮らしです。そんな友人にある日、「事件」が起こりました。
長男を出産する半年前に新居が完成しましたが、新生活がスタートしてから約10日後、予定日より3週間早く破水。そのまま入院となり、無事長男を出産しました。友人は退院後、新居から約15分離れた実家に里帰り。夫は、土日や仕事終わりに友人の実家へ行き、家族での時間を過ごしていたそうです。
友人が「荷ほどきとか水回りの掃除はちゃんとできている?」と聞くと、「うーん。水回りは大丈夫なはず。荷ほどきはボチボチかな」と言っていたので、友人はひとまず安心していました。
そこから、1カ月健診も無事終わったある土曜日、夫の職場でBBQが開催されました。BBQの数日前、夫から「職場で出産祝いをもらっているから、体調が良ければちょっとだけ顔出しできる?」との連絡がありました。そこで友人は、直接お礼を言うため、子どもたちを連れてBBQ会場に出向きました。職場の方にお礼を伝え、長男を抱っこしてもらい、長女もパパに会えてうれしそうでした。1時間ほど滞在し、友人ら3人は実家に戻ったそうです。
これ、わが家のリビング!?SNS投稿にあぜん!
友人が実家に戻って数時間後、夫から「BBQが終わって、今から二次会だ」と連絡が来ました。友人は「お疲れさま~。職場の皆さんにお礼を言えてよかった。結構飲んでいたみたいだから、もう飲み過ぎないでよ。また明日、実家に来てね」と返信しました。
その後しばらくして、友人がSNSを見ていると、夫のアカウントがメンションされて出てきたのです。「今日のBBQの投稿かな?」と見てみると、そこには夫の同僚の女性がアップした数枚の写真が。BBQ会場のものが3枚ほどあり、その次に出てきたのはなんと、友人宅のリビングだったのです……。
「今日は職場のBBQ! Sさん(夫)のおしゃれな新居で二次会中! ルームツアーもしてもらいました。こだわりたくさんのステキハウス!」とのコメントに、友人は血の気が引きました。その投稿には、リビングでベロベロになっている夫と、10人くらいの同僚の姿があったのです。
友人は「さっき連絡が来たときは、何にも言ってなかったのに……。何で、勝手に同僚を連れて二次会しているの? しかも、ルームツアーとかしてSNSにあげるとか何?」と憤慨し、すぐさま夫に電話。数回かけても電話がつながらず、イライラしていると、数分後夫から折り返しが来ました。「着信がいっぱいあったけど、どうした?」と、ガヤガヤした場でのんきに話す夫に友人はブチ切れ!
ルームツアーなんてあり得ない!怒りが爆発
「ねえ! 何で勝手に家で二次会してんの? 家に上げるなら、ひと言言うべきじゃない? しかもルームツアーとかやめてよ」と、怒りをぶつける友人。酔っぱらいの夫は「えー、なんで知ってるの?」とヘラヘラしながら「みんなが新築を見たいって。さっきの会場からも近いし、A(友人)たちは実家に帰っているからちょうどいいかなって思って。みんなステキな家だねって褒めてたよ」と、悪気もなく言ったそう。
その態度にあきれて「あのね、同僚のSNSにうちが載ってたよ。早く削除させて」と言うと、「え、知らなかった……」と驚く夫。
続けて「あのさ、あなただけの家じゃないから。私は人を招きたくないんじゃなくて、産後家に戻ってないから、今の家の状況がわからないの。あなたが掃除しているって言っても、人を招くなら恥ずかしくないように私がきちんとしておきたかった。しかも、見られたくない部屋だってあるのに、ルームツアーして、勝手にSNSに投稿されるとかプライバシーの侵害だよ。本当に無理。もう顔も見たくないから、明日は実家に来ないで!」と、電話口でまくし立てたそうです。
友人の怒りに夫の酔いは冷めたのか「勝手なことをしてごめん。早めにお開きにする」と電話が切れました。SNSを見ると、さっきの投稿は削除。そして数時間後、友人の実家に「本当にごめんなさい。調子に乗り過ぎました」と、夫が謝罪に来たそうです。
まとめ
結局、友人は夫の謝罪を受け入れ、許可なしに招かないよう釘を差しました。職場のBBQの二次会会場を探していた夫は、「比較的近いし、妻も子もいないからちょうどいいだろう」と、深く考えず新居に同僚を招いたのかもしれません。しかし、自宅に人を招くなら恥ずかしくないようしっかり掃除をしておきたいものです。そこに、断りなく夫が同僚を招き、ルームツアーをしたあげく、SNSに投稿されるのは言語道断。今回は、ひと言あればもめずに済んだ話なので、一番身近な家族にこそ思いやりを忘れないようにしたいと考えさせられた、友人の出来事でした。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者:山﨑 みさ/30代女性・ライター。産後の物忘れの悪化に悩む、2018年生まれの男の子と2022年生まれの女の子のママ。趣味は甘い物を食べること、緩く宅トレをすること。
マンガ/へそ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年6月)
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