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「え!?」毎年ボーナスの大半を義母に振り込んでいた夫。義母が明かした予想外の真実に涙

私は1歳の娘、夫と暮らす40歳の専業主婦。夫の転勤を機に仕事を辞め、しばらくして娘を出産しました。夫はボーナスが高いと人気の大手企業に勤めていますが、夫が生活費として渡してくれるボーナスの金額は月給と変わりません。怪しいと思って調べたところ、夫はなんとボーナスのほとんどを義母に渡していて……。

 

夫はボーナスを使い込んでいるかも…?

毎年ボーナスの大半を義母に振り込む夫

 

毎年ボーナスの大半を義母に振り込む夫

 

毎年ボーナスの大半を義母に振り込む夫

 

毎年ボーナスの大半を義母に振り込む夫

 

 

毎年ボーナスの大半を義母に振り込む夫

 

毎年ボーナスの大半を義母に振り込む夫

 

毎年ボーナスの大半を義母に振り込む夫

 

毎年ボーナスの大半を義母に振り込む夫

 

私は36歳のころ、4年間付き合っていた夫と結婚し、その1年後に夫の仕事の転勤に伴って、私は仕事を退職しました。夫は大手企業に勤めており、いつもバリバリ働いています。やさしく働き者で自慢の夫ですが、1点だけ夫に対して不審に思うところがありました。

 

夫の勤めている企業は、経済誌などでボーナスの高い企業にランクインしているほど、ボーナスが高いことで知られています。しかし、夫が私に伝えてくれるボーナスの金額がそれほど高くなく、多くても月給と同程度なのです。「A社はボーナスが高いらしいね」と、それとなく夫に聞いてみると「いや~、俺は下っ端だからさ」とか「業績が悪かったんだよ」と言います。しかし、同じ社宅に住む同僚の奥さま方は「ボーナスで旅行に行ってくる」「家電を新調したわ」と、景気がいい様子。私はそれを聞くたび「もしかして夫は私に内緒でお金を使い込んでいる? まさか、浮気?」と不安が募りました。

 

給与明細などを見せる習慣もなく、もちろん社宅の奥さま方にダイレクトに聞くわけにはいかないし、私にはボーナス額を知る方法がありませんでした。判然としないまま迎えた、結婚2年目の冬のボーナス。私は夫に内緒で、夫の通帳をこっそり見てボーナス額を確認してみることにしたのです。

 

 

夫が隠していたありえないボーナスの使い道

するとそこには、生活費口座に振り込まれた額をゆうに100万円以上超える金額がボーナスとして会社から振り込まれていました。「やっぱりボーナスはこんなにもらっていたのね。自分で使いたければ話してくれたらよかったのに……。やっぱり、私に言えない使い道があるのかな?」とよからぬことが頭をよぎります。

 

よくよく通帳を見てみると、ボーナスのうち、私たちの生活費口座に振り込まれた金額以外は、別の口座へまるまる振り込まれているとわかりました。その振込先はなんと義母の口座! 夫はボーナスの半分以上の金額を義母に渡していたのです。驚いた私は、その夜夫に話をしてみました。

 

「今日確認したいことがあって、あなたの通帳を見ちゃった。もしかしてボーナスをお義母さんに振り込んでいるの?」と。夫はハッとして「隠していたわけじゃないけど、独身時代からずっとそうしてきたから……」とばつが悪そうに返答しました。

 

私は「そっか。でも、子どもが生まれたらきっとお金がかかるから、貯金も考えてほしいな」と伝えました。すると夫は「俺はひとりっ子で親に感謝しているから親孝行がしたいんだ。親も大変だろうし」と少しイライラしている様子。私は「もしかしてマザコン?」とショックを受けつつ、夫の様子に驚いてしまい、「勝手に通帳を見てごめんね」と謝りました。

 

義母の隠された思いとは?

それから1カ月ほど夫婦関係はぎくしゃくしたものの、「夫が稼いだお金。子どもが生まれるまではこのままでいよう」と私も気にしないことに。気付けば通常運転に戻った私たちは、年末年始に夫の実家に帰省しました。温かく迎えてくれた義両親と、近況を報告し合います。私は義母とにこやかに会話をしながら「この人がボーナスをほとんどもらっているのか……」と、内心ではため息をつきたくなるような気分でした。

 

しばらくして私は義母に呼ばれ、台所で2人きりに。「お義母さん、何かお手伝いできますか?」と私が聞くと、義母は自分名義の通帳を開きました。そして、「息子が毎年ボーナスを送ってくれていたの。知っていた?」と。

 

私は驚きながら「あ……。はい」と答えます。義母は「ごめんなさいね。私、実はそれをずっと貯めていて、いつかあの子が結婚したら渡そうと決めていたのよ。だからこれ、あなたにあげる」と言いました。そこには夫がこれまで義母に送ったボーナスのすべてが、手つかずのまま貯められていたのです。

 

「これからいろいろとお金が必要になるでしょう? 息子にも話しておくから。大事に使ってね」と言ってくれました。私は義母の意外な対応に驚きました。

 

その後、義母は夫に「お嫁さんと、将来子どもが生まれたときにこのお金を使いなさいね。息子のあなたがボーナスをくれる気持ちがうれしかったわ」と伝えたそう。夫は実家の台所で母の気持ちを知り、涙が止まらなかったそうです。

 

まとめ

純粋な親孝行の気持ちと、私に言いづらい気持ちから、私に内緒で義母にボーナスのほとんどを渡していた夫。今回の件で親孝行したいという夫の思いと、その気持ちをありがたく思いながら、息子のために貯め続けてくれた義母の気持ちに心を打たれました。お互い黙っていても、心が通っている夫と義母。夫にも義母にも尊敬の念しかありません。そして、こんな親子と家族になれたことをうれしく思いました。夫とは、「これからはお金じゃなくて、毎年温泉旅行をプレゼントしようね」と話しています。

 

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

 

著者:大川 まり/1歳の娘と会社員の夫と暮らす40歳のママ。夫の転勤を機に仕事をやめ、子育てに専念し、身の回りのできごとや転勤にまつわる記事を執筆中。趣味はハンドメイド、旅行。

マンガ/山口がたこ

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年1月)

 

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