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「母のステーキは脂身だらけ」結婚記念日で訪れた老舗旅館の女将が繰り返す女性差別と結末

両親の結婚記念日のお祝いに、知人Aさんの家族が訪れた有名な老舗の温泉旅館。家族水入らず、最高の思い出を作るはずでした。しかし、旅館の女将の冷酷な対応に不信感を抱きます。荷物運びや料理の質など、あからさまな男尊女卑の差別を繰り返すのです。女というだけで3歳の孫まで後回しにされ、たまらず抗議すると……。

 

有名旅館の歓迎に違和感…男性の荷物だけ運ぶ?

老舗旅館の女将から受けた差別

 

 

老舗旅館の女将から受けた差別

 

知人Aさんは、40代の専業主婦。先日、Aさんの両親が結婚記念日を迎えたため、Aさん夫婦は両親や息子家族も誘い、1泊2日のお祝い旅行を計画しました。奮発して、隣県の有名な老舗温泉旅館も予約。息子夫婦には3歳の娘がおり、かわいい盛りのひ孫と一緒に過ごせるとあって両親も楽しみにしていました。

 

旅行の当日、家族で楽しくドライブしながら、予約した老舗旅館に到着。Aさん夫婦が旅館の立派な佇まいに感心していると、「いらっしゃいませ」と、にこやかに女将が出てきて、荷物を運んでくれます。

 

しかし、父や夫、息子の分の荷物だけを中に入れると、なぜかそのまま玄関口に立ち止まったまま。Aさんは自分と母の分の荷物2つを持っており、息子の妻であるBさんも、子どもの荷物もあって両手が塞がっている状態。Aさんは「私たちのは運んでくれないの?」と少し不信に思いながらも、旅館の玄関へ足を進めました。

 

 

またもや女将の差別!女性陣の食事は後回し?

チェックインを済ますと、宿泊部屋に案内されました。その際も女将は意気揚々と父、夫、息子の荷物だけを運び、女性陣の荷物には触れようとはしません。見かねた夫や息子が荷物を運んでくれましたが、女将はにやにやしながら

 

「あらあら、そういうことは女の仕事ですよ」

 

と言うのです。AさんとBさんは顔を見合わせます。しかし、せっかくのお祝い旅行なのだから、とグッとこらえてやり過ごしました。

 

温泉に入ったり部屋でくつろいだりして過ごしていると、あっという間に夕食の時間。部屋で食事をするプランなので、次々と料理が運ばれてきます。「わあ!」「おいしそうだね」などとはしゃいでいましたが、先に運ばれてくるのはまたも男性陣のものばかり。

 

3歳の孫は「私のはまだ? 早く食べたい!」とごね始めます。AさんとBさんが「子どもの分を先に用意してくれませんか?」と女将に声をかけると、「順番にお持ちしますので」と冷たくあしらわれてしまいました。

 

料理も差別!夫の抗議にも平然とした女将が…?

ようやく全員の料理が並んだところで、Aさんは違和感を覚えます。母やAさん、Bさんの女性陣のおかずだけ、端切れだったり、形が崩れていたり……。母のステーキを見ると、脂身だらけです。Bさんは気付いているようでしたが、我慢している様子。「何これっ!」と思ったAさんは部屋を出て、ロビーにいた女将を呼び止めました。

 

「ちょっと料理が……」と言いかけると、女将はそれを遮り、

 

「なんですか? 旅館自慢の料理に不満でも?」

 

と鋭い目つきで答えます。Aさんが言い返そうとしたそのとき、後ろから「どうして差別をするんですか?」と夫の声。どうやら、Aさんの後をついてきたようです。

 

女将は一瞬ひるんだものの、すぐ笑顔に戻り

 

「差別ではありませんよ! 昔から女子どもは、男性を立ててこそですので」

 

と言い放ちます。すると夫は「今は令和ですよ! 母たち女性のおかずだけが端切れなのはおかしいでしょう。取り替えてください!」と強い口調で抗議しました。

 

それでも平然としていた女将ですが、次の瞬間、青ざめた表情に。やりとりを聞いてロビーの他の客が、ちらちらと見ているのに気付いたのです。女将は、「か、かしこまりました……」と慌ててと調理室へ向かい、Aさんたちは無事おかずを取り替えてもらいました。

 

まとめ

もやもやした気持ちが拭えない、とAさんは振り返ります。夫が勇気を持って抗議した際も平然としていた女将ですが、結局は「他人の目」を恐れて態度を変えたに過ぎませんでした。

 

チェックアウトの際に女将が「昨日は失礼な態度を取ってしまい、申し訳ありませんでした」と謝罪したそうですが、どうやらそれも、一部始終を見ていた他の客からクレームがあったからだと言います。

 

性別を理由にサービスの質を変えるような対応は、おもてなしの心があるとは到底思えません。そして、理不尽な扱いに対しては飲み込まず、声を上げる勇気も必要だと痛感しました。今回の旅行はAさん夫婦には少し苦い経験となりましたが、かえって家族の絆が深まる旅になった、と話していました。

 

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

 

著者:松下侑可/30代女性。娘と息子の育児に日々追われている。そろそろ本気で産後ダイエットを始めたいと思いつつ、食後の甘いものが辞められない。

マンガ:へそ

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年4月)

 

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