「これなら安心」と信じていた朝
子どもの健康のために良いと思い、わが家では毎朝、市販の野菜ジュースを飲ませる習慣を続けていました。忙しい朝でも手軽に栄養がとれる気がして、私は成分を細かく気にすることもなく、すっかり安心していたのです。
もともと子どもは野菜があまり得意ではなく、少しでも栄養のバランスを整えられたらと思ったのがきっかけでした。パッケージに「1日分の野菜」と書かれているのを見て、「これなら大丈夫」と信じていた部分もあったと思います。周囲でも同じように飲ませている人がいたので、疑うことはほとんどありませんでした。
子どものおなかに起きた変化
ところが、数週間ほどたったころから、食事の量は変わらないのに、子どもがおなかの張りを訴えたり、便秘気味になったりすることが増えてきました。なんとなく機嫌が不安定に感じる日もあり、私は少しずつ気になり始めました。
心配になって小児科で相談したところ、野菜ジュースは商品によって糖分が多いものもあり、食物繊維も生の野菜などと同じようにはとれないことがあると説明を受けました。そのため、飲み方や取り入れ方によっては、思っていたほど「野菜の代わり」にはならない場合もあるそうです。
良かれと思った習慣を見直して
私はそれを聞いて、良かれと思って続けていたことでも、手軽さやイメージだけで判断してはいけないのだとハッとしました。野菜ジュースそのものが悪いというより、私自身が頼りすぎていたのだと思います。
その後は毎朝の習慣を見直し、スープややわらかくした野菜、果物などを組み合わせながら、無理のない形で食事に取り入れるようにしました。すると、少しずつ子どもの様子も落ち着いていき、私も「これだけで大丈夫」と思い込まずに済むようになりました。
まとめ
手軽さは忙しい朝に助かる一方で、それだけで安心しきってしまっていた自分に気付かされた出来事でした。子どものためを思って選んだものでも、実際の様子を見ながら合うかどうかを考えることの大切さを、改めて感じています。
医師による解説:野菜ジュースとの付き合い方
忙しい朝に取り入れやすい野菜ジュースですが、商品や飲み方によっては、保護者が思うほど「野菜の代わり」にならないこともあります。
野菜の代わりになりにくい理由
野菜ジュースは手軽ですが、食物繊維のとり方という点では、生の野菜などと同じではありません。商品によっては糖質を多く含むものもあるため、食事全体の中で取り入れ方を考えることが大切です。
子どもに飲ませるときの注意点
子どもは体が小さいため、飲み物からとる糖分の影響も受けやすくなります。ジュースを取り入れる場合は、量や頻度、ほかの食事とのバランスを見ながら考えましょう。
毎日の食事で意識したいこと
栄養は一つの食品だけで整えるものではありません。野菜ジュースに頼りすぎず、スープや野菜、果物なども組み合わせながら、無理のない形で食事全体のバランスを整えることが大切です。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修:竹内雄毅先生(たけうちファミリークリニック 院長)
著者:秋田ねる/30代女性・会社員
イラスト:山口がたこ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年4月)
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