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「出産祝いは現金でお願い」義姉から突然の出産報告…直後、送られてきた赤ちゃんの写真に違和感

私は最終学歴が中卒であることを理由に、兄嫁のA子さんから見下されていました。兄が結婚してからというもの、兄夫婦とは次第に疎遠に。さらに兄は「家族とは距離を置きたい」と言うようになり、私たちは連絡すら取れなくなってしまったのです。そんな状態が5年ほど続いたある日、突然A子さんから「赤ちゃんが生まれたの!」というメッセージが届きました。しかし私は、その言葉に強い違和感を覚えたのです――。

 

義姉によって遠ざけられた兄との関係

兄と連絡が取れなくなったのは、兄がA子さんと結婚してしばらくたったころでした。心配になって私が連絡すると、返ってきたのはA子さんからの冷たい言葉でした。

 

「夫はもう、あなたたち家族とは関わりたくないって言ってるの」

「そっとしておいてあげて」

 

私は突然のことに戸惑いました。さらにA子さんは、「夫は精神的に疲れている」「あなたたち家族がストレスになっているのよ」とまで言い、私たちを遠ざけようとしたのです。まったく思い当たる節がなかった私は、「何かあったんですか? 理由だけでも教えてください」と返しました。

 

するとA子さんからは、

 

「中卒のあなたに説明しても仕方ないと思うわ」

「夫は静かな環境で休ませなきゃいけないの」

 

という返信が……。理由なく兄との関係を絶たれた上に、学歴をバカにする言葉までぶつけられ、私は深く傷つきました。もちろん、兄本人の意思なら無理に踏み込むべきではないとも思いました。ですが、理由を聞いても話が噛み合わず、どこか不自然さが残っていたのです。

 

最終的に私は、「今は距離を置くしかない」と判断し、両親にも事情を伝えました。ですが、兄と家族の関係が突然断ち切られたことに、ずっと引っかかるものを感じていたのです。

 

5年後、兄との再会で感じた違和感

それから約5年後。私は革職人として働きながら家庭を持ち、忙しくも穏やかな生活を送っていました。兄夫婦とは相変わらず疎遠のままでしたが、ある日、出張先で偶然兄と再会したのです。

 

久しぶりに会った兄は、以前よりやつれたようにも見えました。私は思い切って、「どうして一度も連絡をくれなかったの?」と兄に尋ねました。すると兄は、苦しそうな顔でこう言いました。

 

「A子が、『あなたの存在が家族に迷惑をかけてる』って何度も言ってきて……」

「最初は信じられなかったよ」

 

どうやら義姉は、両親や私が兄を負担に思っているかのような話を繰り返していたようでした。さらに兄は、仕事の疲れや夫婦関係のストレスも重なり、次第に「本当に自分が家族に迷惑をかけているのかもしれない」と思い込むようになっていったと言います。

 

続けて兄は、「仕事から帰ると、A子にスマホを見られることも多かったし、連絡すると嫌な空気になるから、だんだん何も言えなくなっていった」と打ち明けました。私はその話を聞き、兄自身も長い間、精神的に追い詰められていたのだと気付いたのです。

 

そしてその数日後、A子さんから突然メッセージが届きました。

 

「赤ちゃんが生まれたの!」

「何かと物入りだから、出産祝いは現金でお願いね!」

 

あまりにも唐突な連絡に、私は強い違和感を覚えました。

 

 

明らかになった真相

私は兄との会話を思い出していました。兄は子どもの話をまったくしていなかったどころか、最近は家計について悩んでいる様子でした。不自然に思った私は、A子さんへ慎重に確認を取ることにしました。するとA子さんは、「ほら見て、女の子よ」と言って赤ちゃんの写真を送ってきたのです。

 

ですが、写真を見た瞬間、私は妙な違和感を覚えました。赤ちゃんのそばに写っていた革小物に、見覚えがあったのです。以前、仕事の参考に見ていた育児系インフルエンサーの投稿で、よく似た写真を見た記憶がありました。

気になって確認してみると、赤ちゃんの服や背景の布、小物の配置までほとんど同じでした。

 

その瞬間、私は「これはおかしい」と確信したのです。私がそのことを伝えると、A子さんは最初こそ言い逃れをしていましたが、最終的には「出産した」という話自体がウソだったと認めました。

 

理由は、お金でした。浪費やギャンブルで生活が苦しくなり、疎遠にしていた私たち家族からお祝い金を受け取ろうとしていたのです。

 

さらに兄と家族を引き離していた理由についても、「夫が『実家に仕送りする』なんて言い出したから、それは困ると思った」と、自分本位な本音を口にしました。

 

その後、兄は事実を知り、大きなショックを受けていました。そして長い話し合いの末、夫婦関係を続けることは難しいという結論になったのです。

 

失っていた時間を取り戻して

兄と再会するまでは、私はずっと、「兄自身が家族を拒絶したのかもしれない」と思い込もうとしていました。ですが実際には、兄もまた、私たち家族と同じように、知らないところで翻弄されていたのです。

 

もちろん、失われた5年という時間は簡単には戻りません。それでも今、兄は少しずつ実家との交流を取り戻し、以前より穏やかな表情を見せるようになりました。

 

私自身も、学歴だけで見下され、否定され続けたことは忘れられません。ですが、職人として積み重ねてきた経験や、家族とのつながりは、そんな言葉では消えないものだったのだと改めて感じています。

 

これからは、お互いに無理を抱え込みすぎず、失っていた家族の時間を少しずつ取り戻していけたらと思っています。

 

--------------

「兄が家族を拒絶した」のではなく、少しずつ周囲から孤立させられていた――。真実が見えてくるにつれ、義姉の言葉によって家族関係がゆがめられていたことが伝わってくるエピソードでした。長い空白の時間は戻らなくても、再び兄妹が向き合えたことに救われます。

 

 

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

※AI生成画像を使用しています

 

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ライターベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

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