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「まさかうちが揉めるなんて…」祖父母の他界から数年、父が未だに抱えている相続問題

わが家は、ごく一般的な家庭です。夫は比較的裕福な家庭で育ちましたが、私は大人になってから、自分の実家はそれほど裕福ではなかったのだと気づきました。そのため、相続で揉めるなんて、どこかドラマの中だけの話だと思っていたのです。ところが、祖父母の死をきっかけに、状況は大きく変わりました。

父方の祖父母が亡くなって

数年前、私の父方の祖父母が立て続けに亡くなりました。身近な人を見送るのは、高校生のころに母方の祖父を亡くして以来のこと。子どもたちを連れてのお通夜や葬儀は慌ただしく、体力的にも大変でしたが、幼いころからお世話になった祖父母との別れに、胸がいっぱいになりました。

 

父の実家は、祖父が医療関係の仕事に就いていたこともあり、お金に少しゆとりのある家庭だったと思います。家や土地、預貯金など、私が思い浮かべるだけでもいくつかの資産がありました。しっかり者の祖父母のことだから、相続についても生前にきちんと準備しているのだろうと思っていたのですが……。

 

まさかの未対応

ふたを開けてみると、相続について具体的な準備はほとんどされていなかったようです。それでも私は、父なら何とかするだろうと考えていました。

 

父は、私が子どものころからとても厳しい人です。何事も前もって準備しておかないと気が済まないタイプで、私が結婚して実家を出てからも、「あれはどうなった?」「早めに対応しておいたほうがいい」と、ことあるごとに声をかけてきました。ありがたい反面、少しうんざりすることもあったのが正直なところです。

 

そんな父だからこそ、相続の手続きも早めに進め、冷静に解決するだろうと思っていたのです。

 

今も続く相続の話し合い

しかし、祖父母が亡くなってから数年経った今も、相続の話し合いはまとまっていません。父が揉めている相手は、父の姉にあたる伯母です。

 

伯母とは以前からあまり深い付き合いがなく、私自身も少し距離を感じていました。父や母も同じように、必要以上の交流はしてこなかったようです。ただ、相続となると、そう簡単に距離を置くわけにはいきません。考え方の違いや確認すべきことが多く、解決には思っていた以上に時間がかかっているようです。

 

身近な家族同士であっても、お金や不動産が関わると、話し合いは簡単ではないのだと痛感しました。

ドラマなどで相続で揉めるシーンを見たこともありますが、まさか自分の実家で同じような問題が起こるとは思っていませんでした。

 

今回の出来事は夫にも共有し、私たち自身も早めに考えておくことの大切さを話し合いました。ちなみに夫の実家では、相続で大きく揉めることはなかったようです。亡くなった義祖父が生前から必要な準備をしていたと聞きました。

 

相続は、いつかの誰かの話ではなく、どの家庭にも関係するもの。家族に負担を残さないためにも、元気なうちから少しずつ準備しておくことが大切なのだと感じた出来事でした。

 

 

 

著者:都うめこ/30代女性・2017年生まれの男の子、2019年生まれの女の子を育てるママ。転勤族の夫に帯同しながら、ライターとして公園レポートや子育てのエピソードを執筆している。

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年11月)

 

※AI生成画像を使用しています。

 

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