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1歳の誕生日を家で祝うと言うと「親の自覚ある?かわいそう…」私をバカにするママ友に知らない子がひと言

息子が生後11カ月だったときの話です。同い年の男の子を育てるママ友Aとは、互いの家を行き来するほどの仲でした。ある日、支援センターで卒乳や1歳の誕生日の話題に。ママ友Aが「1歳の誕生日に写真館でスマッシュケーキの撮影をするよ!」と話してきて、「〇〇さんは?」と聞かれたので答えると、高かったテンションが急に下がり、なぜか冷ややかな態度を取られたのです。

この記事の監修者
監修者プロファイル

助産師関根直子

筑波大学卒業後、助産師・看護師・保健師免許取得。総合病院、不妊専門病院にて妊娠〜分娩、産後、新生児看護まで産婦人科領域に広く携わる。チャイルドボディセラピスト(ベビーマッサージ)資格あり。現在は産科医院、母子専門訪問看護ステーションにて、入院中だけでなく産後ケアや育児支援に従事。ベビーカレンダーでは、妊娠中や子育て期に寄り添い、分かりやすくためになる記事作りを心がけている。自身も姉妹の母として子育てに奮闘中。
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誕生日の祝い方に口を出すママ友

息子が生後4カ月のとき、地域の支援センターで出会ったママ友A。お互いに初めての育児で子どもの誕生日が近いこともあり、家を行き来するほど仲良くなりました。しかし、次第にAの「仕切りたがり」な一面が、私を追い詰めるようになったのです。

 

息子とAの子どもが生後11カ月になったころのある日、支援センターで2週間ぶりにAと再会しました。すると、「ねぇ、まだ母乳? もうすぐ1歳になるんだから卒乳しなきゃ。いつまであげるつもり?」と、Aの卒乳トークが唐突に始まったのです。私が「息子のペースを大切にしたいし、触れ合いがなくなるのも寂しくて……」と答え終わる前に、Aは言葉を被せてきました。

 

「えー、でも母乳じゃ足りなくて育児用ミルクと混合であげてるって言ってたじゃん。育児用ミルク代だってバカにならないし、そもそも食事からも栄養摂れるじゃん? もう卒乳したほうが絶対いいって!」と、私の気持ちは完全にスルー。Aの会話は「キャッチボール」ではなく、自分の意見を一方的に押し付けてくるだけでした。

 

 

さらに、話題は1歳の誕生日の話へ。Aは「うちは写真館でスマッシュケーキの撮影をしてもらって、レストランで両家でパーティーするの! 〇〇さん(私)は?」と、目を輝かせて言いました。私は控えめに「うちは実家の家族と、家で一升餅を背負わせて、手作りのパンケーキでお祝いする予定だよ」と返答。すると、Aの顔色が変わり、信じられないと言わんばかりの圧でこう言い放ったのです。「えっ、家だけ? そんなの息子くんかわいそうだよ! 親としての自覚足りないんじゃない? 絶対に外で盛大にするべきだって! みんなしてるんだから!」と声を荒げ、私を指さして非難してきました。

 

興奮したAはさらに、スマホを取り出して「私が予約した写真館、まだ予約取れるって! 埋まる前に予約しとくね!」と頼んでもいないのに勝手に写真館を予約したのです。私もさすがにイラッときたので「勝手にやめて、家でするから大丈夫よ」と断ると、Aは冷ややかな声で「え、子どもの将来の思い出は? そんなの手抜きだって思わないの?」と言い放ちました。夫と話し合って、私たちができる精一杯のお祝いをするつもりだったのに、それを「手抜き」と言われ、私は言葉に詰まってしまいます。

 

 

すると、近くにいた3歳の女の子が私たちに話しかけてきたのです。女の子は「お誕生日するの? 私は1歳のとき、お家でじいじとばあばとお祝いしたんだって! ママがお写真見せてくれたの。とっても楽しそうだった! みんな大好き!」とニコニコしながらひと言。「ほら見て、みんな一緒でいいでしょ。お守りだからいつも持って行ってるんだ」と、リュックから取り出した手作りのアルバムも見せてくれたのです。私たちの会話を聞いていた周囲のママたちからも「そうだよね、家でお祝いも素敵よね」と賛成の声が上がります。

 

自分の主張が全否定されたAは、真っ赤な顔をしてスマホを握りしめたまま黙り込んでしまいました。その後、Aが勝手に予約した写真館は私がていねいに事情を話し、謝罪をしてキャンセル。幸いにもキャンセル料はかかりませんでした。そして、Aとは価値観が合わないと感じたので、そっと距離を置くことにしました。

 

 

もちろんAのように外で盛大にお祝いすることもとても素敵だと思いますが、盛大なお祝いだけが正解ではなく、大事なのは子どもに愛情が伝わっていることだと、幼い女の子から教えてもらったような気がしました。自分の価値観がすべてだと思わず、各家庭の思いを尊重できる人間でありたいと、改めて思った出来事でした。

 

◇ ◇ ◇

 

母乳育児をいつまで続けるかに、決まった正解はありません。赤ちゃんの成長ペースやお母さんの体の状態、職場復帰や第2子妊娠、薬の服用などの生活環境によっても、授乳を続ける時期ややめるタイミングは異なります。

 

今回、ほかのママさんから「卒乳しなよ」と言われたときのお子さんは生後11カ月。離乳食が1日3回になり、しっかり食べられるようになってくる時期ではありますが、食べる量や発達のペースには個人差があります。離乳食から十分に栄養がとれていて、自然と母乳や育児用ミルクを欲しがらなくなる子もいれば、授乳で栄養を補いながら、少しずつ離乳食へ移行していく子もいます。

 

また、授乳は栄養を補うためだけのものではなく、親子のふれあいや赤ちゃんの安心感につながる時間でもあります。お母さん自身が「もう少しこの時間を大切にしたい」と感じているのであれば、その気持ちを無理に手放す必要はないでしょう。
周りのママさんから「まだ母乳育児を続けてるの?」と言われても、ほかの子と比べて焦る必要はありません。誰かに言われたからといって、急いで授乳をやめる必要もないので、安心してくださいね。

 

母乳育児をやめるタイミングについては、赤ちゃんの食事量や体重の増え方、機嫌、睡眠の様子なども見ながら考えていくことが大切です。不安がある場合は、ひとりで悩まず、かかりつけの小児科や助産師に相談してみてくださいね。

 

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

監修:関根直子(助産師)

著者:小田りさ子/30代・ライター。1歳の息子と夫婦の3人家族。食べることや散歩・一人で過ごす時間が好き。

 

作画:yoichigo

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年1月)

 

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