憧れの上司からデートのお誘い
当時好意を抱いていた上司は、仕事がとてもできるタイプで、テキパキと仕事をこなす姿をかっこよく感じていました。そんなあるとき、上司からデートのお誘いがあり、食事にへ行くことになったのです。
特別かわいがってもらっている自覚はなかったため、突然のお誘いに、私はとても浮かれていました。ルンルン気分で待ち合わせ場所へ向かい、上司が予約してくれたレストランへ。
「え…?」料理を数秒で完食する上司
レストランは落ち着いた雰囲気で、ゆったり食事を楽しめそうな場所。スマートにおすすめのコースを頼んでくれ、「エスコートも素敵だな……♡」なんてキュンキュンしていると、見た目も美しい料理が運ばれてきました。
幸せを噛みしめ、繊細で美しい料理に私がうっとりしている間……なんと、目の前の上司は数秒で完食。
「早っ!?」と思いながらも私は、目で見て、鼻で香りを楽しみ、舌で味わいながら自分のペースでいただきました。
上司はその後も、運ばれてくる料理をあっという間に完食してしまっていました。
「食べるの遅い!」と急かされて…
ゆっくりと楽しみながら料理をいただいていた私に、上司が「食べるペース遅すぎない?」とひと言。
「見た目もきれいだからじっくり楽しんで食べたくて……」と言うと、「ゆっくり食べても早く食べても味変わんないから! 次は1時間後に映画を予約してるから早く食べて」と急かされてしまいました。
「そんなハイペースでコース料理を食べて、1時間後に映画!?」と内心驚きつつも、私は急いで食べるしかありませんでした。
その日のデート終わり、上司から告白されました。
職場でテキパキ仕事をこなす姿はかっこいいと思っていました。でもプライベートでのせっかちな姿は、私とはペースが合わないと思い……。結局、やんわりお断りしてしまいました。実際、私が結婚した人はおっとりとしているタイプ。私が自然体でいられる関係なのでとても心地よく感じています。恋愛において、プライベートの面を見ないとわからないこともあると学んだ経験になりました。
著者:望月裕華/30代女性・2児のママ。独身時代にキャバ嬢、街コン、婚活などを経験。その経験を基に、現在は恋愛や過去の体験談を執筆している。
イラスト:ふー
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年3月)
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